一立斎 廣重(歌川 広重)
五性相宴寿語録
資料名1
五性相宴寿語録
史料名1よみ
ゴショウアイエン スゴロク
史料名Roma1
絵師・著者名
一立斎 廣重(歌川 広重)
Creator
落款等備考
一立斎廣重画
板元・製作者
山城屋甚兵衛
制作年和暦
制作年西暦
書誌解題
資料名1
五性相宴寿語録
資料名2
史料名1よみ
ゴショウアイエン スゴロク
史料名2よみ
史料名Roma1
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
五性相宴寿語録
絵師・著者名
一立斎 廣重(歌川 広重)
絵師・著作者名よみ
2だい ひろしげ (いちりゅうさい ひろしげ/2だい うたがわ ひろしげ)
Creator
管理No.
00000668
管理No.枝番号
000
落款等備考
一立斎廣重画
板元・製作者
山城屋甚兵衛
彫摺師
制作年和暦
制作年西暦
制作年月
書誌解題
判型・形態
丈長奉書
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
おもちゃ絵
内容2
ゲーム 物語
内容3
双六
テーマ
袋には「五性相えん双六」、本品には「互性相宴寿語祿」とある。五性は古代中国の哲学「五行説」のことで、木火土金水から万物は成り、この順で前者が後者を生み出すとか、火水土木金の順に後者が前者に打ち勝つと説いた。ここでは各こまに登場する人物・物品を五行説で対応させ、その相性、縁組を占っている。
具体物
「ふり出し」は浅草奥山にある「縁結びの松」の下でのお見合であり、「上り」はめでたい祝言の場である。子どもに関係のある場面を見ると、「昔ばなし」はかちかち山で、狸の土の舟に兎の木の舟が勝ち、「飛鳥山」では子どもの投げるかわらけの土に、桜の木が勝ち、「正月女子遊」では、はご板の木に縁側の木で引き分け、「足柄山」が山姥のかつぐそだは木で、金太郎の持つ金の斧の勝ちである。幕末らしく「横浜」では、異人とラシャメンが登場している。また「田家の夕涼」は久隅守景の名画を模写したもの。
Comments
位置づけ
中国の五行説の浸透ぶりや、相性を大切にした当時の世相がうかがえる。
讃・画中文字
大江山(木性 水性)横浜(火性 金性)忠臣蔵(木性 火性)りんき(金性 火性)勝手元(金性
木性)浅草奥山庭 ふり出し
上り 正月女子遊(木性 木性) 田家の夕涼(水性 火性) 昔ばなし(木性 土性) 両国橋  
   (木性 火性) 欲しん(金性 火性) 火燵の戯(水性 火性) はやし(金性 木性) にわ 
   の詠(木性 水性) 飛鳥山(土性 木性) わかん(土性 火性) 
足柄山  (金性 木性) 生ばな(水性 金性) 梅屋敷(木性 水性) 山吹の里(水性 木性)
       い(ゐ)さかい(水性 木性)
(中城正堯氏翻刻)
自由記入欄
遊び方「飛び双六」
史料分類
絵画