渓斎 英泉
四季の詠おさな遊 初冬十月十一月の詠
文政頃 (1818-1830)
資料名1
四季の詠おさな遊 初冬十月十一月の詠
史料名1よみ
しきのながめおさなあそび しょとう じゅうがつ じゅういちがつの ながめ
史料名Roma1
shikinonagame osanaasobi shotou juugatsu juuichigatsu no nagame
絵師・著者名
渓斎 英泉
Creator
落款等備考
渓斎英泉
板元・製作者
蔦屋吉蔵
制作年和暦
文政頃
制作年西暦
1818-1830
書誌解題
資料名1
四季の詠おさな遊 初冬十月十一月の詠
資料名2
史料名1よみ
しきのながめおさなあそび しょとう じゅうがつ じゅういちがつの ながめ
史料名2よみ
史料名Roma1
shikinonagame osanaasobi shotou juugatsu juuichigatsu no nagame
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
四季の詠おさな遊
絵師・著者名
渓斎 英泉
絵師・著作者名よみ
えいせん   (けいさい えいせん)
Creator
管理No.
00000677
管理No.枝番号
落款等備考
渓斎英泉
板元・製作者
蔦屋吉蔵
彫摺師
制作年和暦
文政頃
制作年西暦
1818-1830
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
遊戯
内容3
遊び(あねさま) 冬(初冬 十月 十一月)
テーマ
四季折々の風景を扇面のこま絵におさめ、その季節に即した子どもの遊びや楽しみを描いた揃物である。
具体物
こま絵には初冬とあり、稲刈の終わった田の続く土手道を人が行き交り、背後の町並みには城の櫓も見えている。三人の少女たちは、ままごと遊びに夢中だ。手前の少女は、ひな屏風の前に姉様人形を座らせているが、お城の御殿女中に思いを馳せばがら遊んでいるようだ。右手の少女は、千代紙やおもちゃ絵で組み立てた姉様人形・香箱を差し出しており、ひざ元には糸切りばさみや小箱が見られる。奥の少女は、おもちゃのかまど、まな板の前で食事の用意をしており、ままごと遊びだ。画面左には「曙の富士」とか「さくら香」と書いた引き札(広告ちらし)がある。ともに化粧前であり、化粧品屋と版元のタイアップ宣伝と思われる。
Comments
位置づけ
子どものみ描いた子ども絵であり、それも四季の日常の遊びが描かれており、英泉による子ども絵を代表する揃物
讃・画中文字
初冬十月十一月の「説」と読めますが、原文が「詠」の誤りを犯している可能性もあります。「説」よりは「詠」の方が通りが良いように思えます。ただし字形からすれば「説」であって「詠」とは読めません。
(小泉吉永氏翻刻)
自由記入欄
・引き札には「南伝馬一丁目/御薬むしろい 曙の富士(さくら香)/蔦谷吉蔵」とある。
史料分類
絵画