
東風俗福つくし 紙ふく
明治23年 (1890)
- 資料名1
- 東風俗福つくし 紙ふく
- 史料名1よみ
- あずまふうぞく ふくつくし かみふく
- 史料名Roma1
- azumahuuzokuhukutsukushikamihuku
- 絵師・著者名
- 楊洲 周延
- Creator
- 落款等備考
- 楊洲周延筆
- 板元・製作者
- 武川卯之吉
- 制作年和暦
- 明治23年
- 制作年西暦
- 1890
- 書誌解題
- 資料名1
- 東風俗福つくし 紙ふく
- 資料名2
- 史料名1よみ
- あずまふうぞく ふくつくし かみふく
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- azumahuuzokuhukutsukushikamihuku
- 史料名Roma2
- Title
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 東風俗福つくし
- 絵師・著者名
- 楊洲 周延
- 絵師・著作者名よみ
- ちかのぶ (ようしゅう ちかのぶ)
- Creator
- 管理No.
- 00000713
- 管理No.枝番号
- 落款等備考
- 楊洲周延筆
- 板元・製作者
- 武川卯之吉
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 明治23年
- 制作年西暦
- 1890
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- 大判
- 印章の有無
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 木版浮世絵
- 種別2
- 錦絵
- 種別3
- 内容1
- 子ども絵 風俗画
- 内容2
- 母子絵 日常生活
- 内容3
- 母と子(少女 女子) 家庭風俗
- テーマ
- 「東風俗福つくし」とシリーズ名にあり、東京の明治中期の新風俗から、家族の福々しい場面を設定、「ふく」の付く言葉をあてている。福のつく言葉には造語やこじつけ、さらに同音の「吹く」や「服」も見られるが、当時の幸福(心の幸せ)で裕福(金持ち)な家庭の姿がうかがえる。
- 具体物
- 「紙ふく」と題しており、二人の少女が折り紙で、鶴を折っている。古来鶴は長寿を象徴する吉祥の鳥とされ、幸福を願って千羽鶴も作られた。ここでは「紙」で鶴を折って「福」を呼ぼうとしているようだ。そばには、はさみ、縁側には水盤があり、ガラスの入った障子の側に立つ母が二人を眺めている。庭には大輪の赤い牡丹が咲き、いかに裕福な家庭である。
- Comments
- 位置づけ
- 明治中期の母子を中心とする家庭風俗と、そのなかでの幸福感が読みとれる作品である。母と子の衣装や室内調度にも、江戸の継続だけでなく近代化の新しい要素がうかがえる。
- 讃・画中文字
- 自由記入欄
- 絵師の楊洲周延(天保9年~大正1年)は、本名橋本直義で豊原国周の門人。美人風俗画を得意とした。
- 史料分類
- 絵画