一勇斎 國芳(歌川 国芳)
龍宮城 田原藤太秀郷に三種の土産を贈
安政5年 (1858)
資料名1
龍宮城 田原藤太秀郷に三種の土産を贈
史料名1よみ
りゅうぐうじょう たわらとうた ひでさとに さんしゅのみやげをおくる
史料名Roma1
ryuuguujoutawaratoutahidesatonisanshunomiyagewookuru
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
Creator
落款等備考
一勇斎 國芳画
板元・製作者
丸屋 九四郎(丸九)
制作年和暦
安政5年
制作年西暦
1858
書誌解題
資料名1
龍宮城 田原藤太秀郷に三種の土産を贈
資料名2
史料名1よみ
りゅうぐうじょう たわらとうた ひでさとに さんしゅのみやげをおくる
史料名2よみ
史料名Roma1
ryuuguujoutawaratoutahidesatonisanshunomiyagewookuru
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
龍宮城
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
絵師・著作者名よみ
くによし   (いちゆうさい くによし/うたがわ くによし)
Creator
管理No.
00000717
管理No.枝番号
000
落款等備考
一勇斎 國芳画
板元・製作者
丸屋 九四郎(丸九)
彫摺師
制作年和暦
安政5年
制作年西暦
1858
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判3枚続
印章の有無
年月
印章内容
午四
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
物語絵
内容2
昔話(見立て)
内容3
浦島 田原藤太秀郷 鐘 魚 亀 大蛸(たこ)
テーマ
田原(俵)藤太秀郷の武勇伝による「龍宮城」より帰還の場面である。秀郷は十世紀初めの武将であるが、室町時代の御伽草子などによって平将門討伐はじめ、その武勇が広く知られた。「龍宮城」は龍女の願いで、三上山の大百足を退治した秀郷が龍宮に招かれ、歓待を受け、さまざまな贈り物をもらって海路帰国する様子を描いたものである。
具体物
画面中央で大亀に乗り、烏帽子に手をやって前方を見ているのが秀郷である。その前方で蟹がはさみで太刀を支え持ち、タイやタコが海路の先導をしている。後方には、龍宮で土産に贈られた無尽蔵の米俵と反物、それに大鐘が運ばれている。鐘は三井寺に奉納されたとされる。回りには、タイ、タコの他にも、エビ、イカ、フグ、エイなどさまざまな魚介が見送り、さらに紅い髪の猩猩(しょうしょう)もつき従っている。波間の後方には、美しい龍宮の楼門が見えている。
Comments
位置づけ
伝説に題材をとった空想の場面であるが、国芳は秀郷や魚類をリアルなタッチで描き、波を掻き分けて進む一行を見事に表現している。物語絵の傑作。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画