
雨やどり
安政3年 (1856)
- 資料名1
- 雨やどり
- 史料名1よみ
- あまやどり
- 史料名Roma1
- amayadori
- 絵師・著者名
- 豊國(歌川 豊国:三代)
- Creator
- 落款等備考
- 豊國画
- 板元・製作者
- (藤慶)
- 制作年和暦
- 安政3年
- 制作年西暦
- 1856
- 書誌解題
- 資料名1
- 雨やどり
- 資料名2
- 史料名1よみ
- あまやどり
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- amayadori
- 史料名Roma2
- Title
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 雨やどり
- 絵師・著者名
- 豊國(歌川 豊国:三代)
- 絵師・著作者名よみ
- 3だい とよくに/くにさだ (3だい うたがわ とよくに/うたがわ くにさだ)
- Creator
- 管理No.
- 00000732
- 管理No.枝番号
- 落款等備考
- 豊國画
- 板元・製作者
- (藤慶)
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 安政3年
- 制作年西暦
- 1856
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- 大判
- 印章の有無
- 年月 改 版元
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 木版浮世絵
- 種別2
- 錦絵
- 種別3
- 内容1
- 子ども絵 人物画
- 内容2
- 日常生活 風物(雨宿り)
- 内容3
- 物売り(金魚売り) 飛脚 角兵衛獅子
- テーマ
- 街道筋でにわか雨にあった旅人たちが、道ばたの大木の元で雨宿りする様子を描いた風俗画である。七月の改印が押してあり、季節は夏から初秋である。この画面には三種の旅人が見られるが、右手の金魚桶の主は不在で、本来は三枚続かも知れない。
- 具体物
- 画面左には、挟箱に腰を下ろした町飛脚がおり、草鞋・脚絆の足を休めつつ、天気を気にして空模様を眺めている。民間の町飛脚は、飛脚屋から託された手紙や書類などを挟箱に入れてかつぎ、遠隔地まで運んだ。かつぎ棒の先には鈴をつけてある。中央には赤い獅子頭を付けた角兵衛獅子(越後獅子)の親子がおり、疲れ切った子は父の背で眠っている。右の女性は比丘尼で、頭巾・草鞋・ふんごみ袴を着け、無地の小袖に前帯を締めて赤いたすきを掛け、蛇の目の傘を手にしている。熊野牛王の護符を配る熊野比丘尼などが、次第に尼の姿をした旅芸人となり、さらに売女ともなった。右下には金魚の手桶があり、取っ手には、ガラス鉢をぶら下げてある。街道の背後は雨雲の下に田園が広がり、頭上には葉の茂った枝が伸びて雨除けとなっている。
- Comments
- 位置づけ
- 美人画や役者絵で知られる三代豊国には珍しい庶民の生活をテーマにした作品であるが、雨宿りの情景を見事にとらえている。三種の人物の職種・境遇をきちんと描写しており、特に人前では元気に躍動する角兵衛獅子のもう一つの姿が目をひく。
- 讃・画中文字
- 自由記入欄
- 史料分類
- 絵画