
寺子供初遊び
明治元年頃
- 資料名1
- 寺子供初遊び
- 史料名1よみ
- てらこどもはつあそび
- 史料名Roma1
- terakodomohatsuasobi
- 絵師・著者名
- 作者未詳
- Creator
- 落款等備考
- 板元・製作者
- 制作年和暦
- 明治元年頃
- 制作年西暦
- 書誌解題
- 資料名1
- 寺子供初遊び
- 資料名2
- 史料名1よみ
- てらこどもはつあそび
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- terakodomohatsuasobi
- 史料名Roma2
- Title
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 寺子供初遊び
- 絵師・著者名
- 作者未詳
- 絵師・著作者名よみ
- Creator
- 管理No.
- 00000745
- 管理No.枝番号
- 000
- 落款等備考
- 板元・製作者
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 明治元年頃
- 制作年西暦
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- 大判2枚続
- 印章の有無
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 木版浮世絵
- 種別2
- 錦絵
- 種別3
- 内容1
- 子ども絵
- 内容2
- 子ども風刺絵 遊戯画 年中行事絵 手習い絵
- 内容3
- 正月(書き初め) 寺子屋 悪戯
- テーマ
- メインテーマは戊辰戦争の進展の様子であり、新政府と旧幕府軍の戦いぶりである。しかし、幕末の子ども遊びに場面を置きかえてあり、当時の子どもたちの遊びや風俗を解明する貴重な絵画史料でもある。ここでは、子ども絵としての解読を中心に行い、風刺絵としての解説はおさえ、参考文献A、Bの作品番号ないし頁数を上げておく。
- 具体物
- 「寺子屋幼遊び」とあり、戊辰戦争を寺子屋での男女入り混じってのけんかに置きかえてある。中央では、先生がきせるで頭をたたくのもかまわず、双肌扱いで取組みあっているのは会津}(女)と薩摩(男)である。手前でひっくり返る天神机をおさえ、赤い筆をかかげているのは土佐。中央手前では、津の足を庄内の女がしっかりつかんでいる。左端で折り手本をふりかざしているのは桑名(女)だ。右後ろでは、天神机の上から「はじまった/\」と高みの見物をきめこむ娘がおり、その陰でこわがっているのが慶喜である。どうやら女子が幕府方、男子が討幕軍のようだ。
- Comments
- 位置づけ
- 慶応4年(戊辰)正月の鳥羽・伏見の戦に始まる戊辰戦争に関しては、多くの風刺画が出版されて人気を呼んだ。なかでも、新政府軍と旧幕府軍の戦いを、子ども遊びに見立てた「子ども遊び風刺絵」が目立つ。従来、風刺内容を中心に研究されてきたので、ここでは子どもの遊び及び風俗の観点から解読を進める。
- 讃・画中文字
- 自由記入欄
- 寺子屋の師匠に対し、側の女が「モシせんせいはやくしかって・・・」と言っており、「先生」という名称が使われているのは注目される。また、大げんかなのに、先生はきせるでゴツンするにとどまっている。
「幕末の風刺画」1995年、町田市立博物館図録 第95集 A Aの図40「子ども遊び風刺絵」⑦(春)
「幕末維新の風刺画」南和男著、吉川弘文館 1995年刊 B
- 史料分類
- 絵画