國明(歌川 国明:初代)
<子がへしする人の結末>
文久2年 (1862)
資料名1
<子がへしする人の結末>
史料名1よみ
こがえしするひとのけつまつ
史料名Roma1
kogaeshisuruhitonoketsumatsu
絵師・著者名
國明(歌川 国明:初代)
Creator
落款等備考
応需 國明画
板元・製作者
若狭屋与市
制作年和暦
文久2年
制作年西暦
1862
書誌解題
資料名1
<子がへしする人の結末>
資料名2
史料名1よみ
こがえしするひとのけつまつ
史料名2よみ
史料名Roma1
kogaeshisuruhitonoketsumatsu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
<子がへしする人の結末>
絵師・著者名
國明(歌川 国明:初代)
絵師・著作者名よみ
くにあき  (うたがわ くにあき)
Creator
管理No.
00000762
管理No.枝番号
落款等備考
応需 國明画
板元・製作者
若狭屋与市
彫摺師
制作年和暦
文久2年
制作年西暦
1862
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
年月改 版元
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵 人物画
内容2
母子絵 間引き絵
内容3
育児(嬰児殺し) 地獄(閻魔大王 鬼)
テーマ
具体物
Comments
位置づけ
讃・画中文字
子がへしする人の始末
子かへしする人の顔を見たくは、此鏡にうつるを見よ。かほかたちはやさしくとも、心のすがたは此鬼よりもおそろしきありさまなり。此やうな女をつまにもつ男のこゝろは、さぞおそろしき事ならん。
天の人を生ずる事、人力の能及(よくおよぶ)処にあらず。一人、生を受(うくる)時は、其禄は天より与給ふ也。此理をしらずして、まづしきものは子供ゆへに困窮すると心得誤(あやまり)、孕(はらめる)うちに薬をもつて下し、生出て後は是を殺すゆへに、天禄もともに失て、いよ  まづしきに至る也。
いかにも天よりあたへ給ふ子なる事を弁(わきまえ)、心を尽して養育あるべし。殊に当郡にては、養(やしない)に乏しきものへは厚(あつき)御手当も下さるゝ事、余所(よそ)外(ほか)には稀なる御恵なり。其有がたきを考ても、いかにも  
慎恐(つつしみおそる)べき事なり。

応需 国明画
社倉育嬰構(講)中印施
(小泉吉永氏翻刻)
自由記入欄
史料分類
絵画