楊洲 周延
見立石橋山子供遊の図
明治21年 (1888)
資料名1
見立石橋山子供遊の図
史料名1よみ
みたて いしばしやまこどもあそびのず
史料名Roma1
mitateishibashiyamakodomoasobinozu
絵師・著者名
楊洲 周延
Creator
落款等備考
揚州 周延筆
板元・製作者
林 吉蔵
制作年和暦
明治21年
制作年西暦
1888
書誌解題
資料名1
見立石橋山子供遊の図
資料名2
史料名1よみ
みたて いしばしやまこどもあそびのず
史料名2よみ
史料名Roma1
mitateishibashiyamakodomoasobinozu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
見立石橋山子供遊の図
絵師・著者名
楊洲 周延
絵師・著作者名よみ
ちかのぶ   (ようしゅう ちかのぶ)
Creator
管理No.
00000827
管理No.枝番号
000
落款等備考
揚州 周延筆
板元・製作者
林 吉蔵
彫摺師
制作年和暦
明治21年
制作年西暦
1888
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判3枚続
印章の有無
版元 彫
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
遊戯 母子絵 
内容3
母と子(幼児 少年) 四季の楽しみ ザクロ(柘榴) 猫 けんか 武者ごっこ
テーマ
治承4年(1180)に伊豆で挙兵した源頼朝が、最初の戦いである石橋山の合戦で敗れた事件を見立絵にしている。緒戦の敗退にめげずに巻上重来、今でいう再チャレンジに成功した頼朝と、敗軍の将を窮地から救った景時を描いてある。
具体物
中央で美しい母が幼子を抱き、その手が持つひもの先には猫じゃらしの毬がある。二人が見る左手では、神楽鈴を取り合ってか、幼児が取っ組み合をしている。これは、石橋山で源氏方の佐奈田与一と平家方の俣野景尚が組み合った場面で、廊下から駆け寄るのは平家方の長尾新五である。右の屏風には破れた頼朝が、追われる中で隠れたと栃木のうろを示しており、その前に弓を手に立つ子が頼朝である。兜の子が敵ながら頼朝を見逃してやり、後に鎌倉幕府は重臣となった梶原景時である。座敷には弓やお面が散らばり、庭には石灯籠と柘榴が見え、立派なお座敷だ。
Comments
位置づけ
子供遊と題しながらも、石橋山の教訓性が込められている。明治の子ども風俗画として楽しめるだけでなく、たくみに石橋山の見立てに仕上げており、周延らしい見事な三枚俵の作品である。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画