
〈草双紙〉
天保頃 (1830-44)
- 資料名1
- 〈草双紙〉
- 史料名1よみ
- くさぞうし
- 史料名Roma1
- kusazoushi
- 絵師・著者名
- 渓斎 英泉
- Creator
- 落款等備考
- 渓斎 英泉画
- 板元・製作者
- (江崎屋)
- 制作年和暦
- 天保頃
- 制作年西暦
- 1830-44
- 書誌解題
- 資料名1
- 〈草双紙〉
- 資料名2
- 史料名1よみ
- くさぞうし
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- kusazoushi
- 史料名Roma2
- Title
- Story Telling
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 〈草双紙〉
- 絵師・著者名
- 渓斎 英泉
- 絵師・著作者名よみ
- えいせん (けいさい えいせん)
- Creator
- 管理No.
- 00000842
- 管理No.枝番号
- 落款等備考
- 渓斎 英泉画
- 板元・製作者
- (江崎屋)
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 天保頃
- 制作年西暦
- 1830-44
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- 大判 竪
- 印章の有無
- 極 版元
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 木版浮世絵
- 種別2
- 錦絵
- 種別3
- 内容1
- 子ども絵 人物画
- 内容2
- 母子絵 美人絵
- 内容3
- 母と子(幼児 少年) 育児(読み聞かせ) 草双紙
- テーマ
- 添えられた歌からも、幼児期から本に親しむことの大切さを説いた作品であるが
子どもが手に持っている草双紙は男女が描かれた表紙で見るかぎり、母の愛読書
であるようだ。母は本を開いて、選書の最中である。
- 具体物
- 絵草紙を手に持つ子どもが、母にもう一冊ねだっている。子どもは髪を伸ばし始めており
三歳髪置を終え、四歳くらいだ。日頃、絵草子の読み聞かせをしてもらっており、本が
大好きなのであろう。絵には、「童部(わらわべ)の友としなせる草双紙 これもをとめの
手にそなれける」の歌が添えてある。
草双紙とは、さし絵を主にかな書きの文をつけた読み物で、絵草紙とも呼ばれた。17世紀
後半に、さるかに合戦や桃太郎など昔話を題材に赤い表紙の子ども用絵入り版本「赤本」
が刊行され、人気を呼んだ。草双紙は次第に大人のものになっていったが、代わって
子ども用小型本が多数刊行された。江戸時代、木版印刷の発達と識字率の向上で、日本
は世界で最も子ども絵本の多い国であった。
絵の子どもは、腰に巾着というお守り入れの袋をつけている。衝立は、長寿の象徴である
蓑亀(みのがめ)の絵で、母の帯も亀だ。美人画で知られる英泉の作。
- Comments
- 位置づけ
- 幼児期からの本の与え方を示した場面で貴重。
- 讃・画中文字
- (母と子の図)
童部の友としなせる草双紙
これもをとめの手にそなれける
(小泉吉永氏翻刻)
- 自由記入欄
- 日本は世界で最も子ども絵本の多い国であった。
絵の子どもは、腰に巾着というお守り入れの袋をつけている。衝立は、長寿の象徴である
蓑亀(みのがめ)の絵で、母の帯も亀だ。美人画で知られる英泉の作。
- 史料分類
- 絵画