清長(鳥居 清長)
〈金太郎の豆まき〉
寛政頃 (1787-1791)
資料名1
〈金太郎の豆まき〉
史料名1よみ
きんたろうのまめまき
史料名Roma1
kintarounomamemaki
絵師・著者名
清長(鳥居 清長)
Creator
落款等備考
清長画
板元・製作者
西村屋与八
制作年和暦
寛政頃
制作年西暦
1787-1791
書誌解題
資料名1
〈金太郎の豆まき〉
資料名2
史料名1よみ
きんたろうのまめまき
史料名2よみ
史料名Roma1
kintarounomamemaki
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
〈金太郎の豆まき〉
絵師・著者名
清長(鳥居 清長)
絵師・著作者名よみ
きよなが (とりい きよなが)
Creator
管理No.
00000862
管理No.枝番号
落款等備考
清長画
板元・製作者
西村屋与八
彫摺師
制作年和暦
寛政頃
制作年西暦
1787-1791
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
版元
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども物語絵
内容2
金太郎絵 年中行事
内容3
金太郎 豆まき 鬼
テーマ
金太郎絵であり、年中行事としての節分の絵である。節分は立春の前日で、旧暦では、正月の頃に当たり、豆まきやいわしの頭を柊の小枝に差して、魔除け、悪疫退散を願った。この絵も立春正月の前に、招福除災を願って部屋に飾ったと思われる。
具体物
上部にしめ縄が張られ、ゆずり葉、裏白もさげられており、正月であることを示している。赤い体の金太郎は、烏帽子をかぶり、腰には長刀を差し、袖に「金」が染め抜いてあり、元服後の姿だ。片肌を脱いだ力強い腕で、小鬼を手玉にとっているが、表情はおだやかだ。三方に豆の入った枡が置いてあり、豆打ちの準備がととのっている。
Comments
位置づけ
鬼を払って正月を迎える。子どもたちにとっても楽しい行事(節分)の絵。
讃・画中文字
自由記入欄
・金太郎は元服して坂田金時となり、後に大江山の鬼退治で活躍する。「鬼は外」の豆打ちに、金太郎は最適だったのだ。
・金太郎をよく描いた浮世絵師としては、この清長と歌麿が双壁であるが、テーマは異なり、歌麿は美人画として美しい山姥を中心に幼い金太郎を添えている。清長はあくまで金太郎が中心で、遊ぶ姿や動物と戯れる様子が描かれている。
・節分の夜に豆打ちをするのは、この夜は鬼が現れるのでその目を打ちつぶすためで、「魔目(まめ)を打つ」にも掛けている。通常年男が、煎った豆を神仏に供えた後に「鬼は外、福は内」ととなえつつ、ひと間ごとに打つ。
史料分類
絵画