二代豊國(歌川 豊国:三代)
恩愛撫子合 唐なでしこ
天保14年から弘化3年頃 (1843-47)
資料名1
恩愛撫子合 唐なでしこ
史料名1よみ
おんあい なでしこあわせ からなでしこ (おんない なでしこあわせ)
史料名Roma1
onainadeshikoawasekaranadeshikoonnainadeshikoawase
絵師・著者名
二代豊國(歌川 豊国:三代)
Creator
落款等備考
國貞改二代 豊國画
板元・製作者
総州屋与兵衛(総与)
制作年和暦
天保14年から弘化3年頃
制作年西暦
1843-47
書誌解題
資料名1
恩愛撫子合 唐なでしこ
資料名2
史料名1よみ
おんあい なでしこあわせ からなでしこ (おんない なでしこあわせ)
史料名2よみ
史料名Roma1
onainadeshikoawasekaranadeshikoonnainadeshikoawase
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
恩愛撫子合
絵師・著者名
二代豊國(歌川 豊国:三代)
絵師・著作者名よみ
2だい とよくに (2だい うたがわ とよくに/3だい うたがわ とよくに/うたがわ くにさだ)
Creator
管理No.
00000894
管理No.枝番号
落款等備考
國貞改二代 豊國画
板元・製作者
総州屋与兵衛(総与)
彫摺師
制作年和暦
天保14年から弘化3年頃
制作年西暦
1843-47
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
名主1 版元
印章内容
名主:衣笠
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵 人物画
内容2
母子絵
内容3
母と子(女子 少女) [糸くり] 撫子
テーマ
なでしこにちなんだ母子絵である。撫子は、小さくてかわいい花を愛児に見立てて呼ばれた。さまざまな撫子の種類にちなんだ歌と母子絵を組み合わせた揃物。
具体物
こま絵は「唐なでしこ」で、本絵は糸まきをする母と娘である。母は立てひざで座り
娘と調子を合わせて糸をまき取っている。
唐なでしこは石竹ともいい、平安時代に中国から渡来した。この際に、従来から
あるカワラナデシコを大和撫子と呼んで区別し、日本女性の美しさのたとえとする
ようになった。唐なでしこは江戸時代に栽培が流行した。
Comments
位置づけ
撫子(なでしこ)にちなんで、母子の愛情あふれる日常生活を描いたシリーズの一つである。
讃・画中文字
恩愛撫子合唐なでしこ
雨や日をほとよくうけしはち植の
から撫子をそたちはえせる
鶴のや
国貞改二代豊国画
(小泉吉永氏翻刻)
自由記入欄
国貞が豊国(三代)を名のったのは弘化元年からである。
撫子は、小さくてかわいい花を愛児に擬して名付けたとされる。
平安時代に中国原産のカラナデシコが伝来し、日本在来のものをヤマトナデシコ(大和撫子)と呼んで区別するようになった。ヤマトナデシコにも、カワラナデシコなどさまざまな品種がある。
史料分類
絵画