錦朝楼 芳虎(歌川 芳虎)
五色和歌 定家卿 青
弘化4年から嘉永5年 (1847-52)
資料名1
五色和歌 定家卿 青
史料名1よみ
ごしきわか  ていかきょう あお
史料名Roma1
goshikiwakateikakyouao
絵師・著者名
錦朝楼 芳虎(歌川 芳虎)
Creator
落款等備考
錦朝楼 芳虎画
板元・製作者
和泉屋市兵衛(泉市)
制作年和暦
弘化4年から嘉永5年
制作年西暦
1847-52
書誌解題
資料名1
五色和歌 定家卿 青
資料名2
史料名1よみ
ごしきわか  ていかきょう あお
史料名2よみ
史料名Roma1
goshikiwakateikakyouao
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
絵師・著者名
錦朝楼 芳虎(歌川 芳虎)
絵師・著作者名よみ
よしとら   (きんちょうろう よしとら/うたがわ よしとら)
Creator
管理No.
00000897
管理No.枝番号
落款等備考
錦朝楼 芳虎画
板元・製作者
和泉屋市兵衛(泉市)
彫摺師
制作年和暦
弘化4年から嘉永5年
制作年西暦
1847-52
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
名主2 版元
印章内容
名主:衣笠・濱
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵 人物画
内容2
母子絵 子ども見立て絵 こま絵(定家) 美人画
内容3
母 子ども(幼児) 遊び(獅子舞) 見立て(定家)
テーマ
藤原定家の五色(青・黄・赤・白・黒)の和歌にちなんだ揃物。こま絵には、歌に
読まれた風物を楽しむ定家が描れている。
本絵はいずれも母子絵で、母と子の日常生活を描いているが、こま絵・和歌との
関連はあまりない。
具体物
こま絵は御簾の簾にかくれた葵(フタバアオイ)を眺める定家で、左手には川竹が
茂り、川面も見え、青の字を入れてある。葵と川竹の青がよく似ている様子をうたって
いる。本絵は獅子頭を頭上にかざし、神楽鈴を手に楽し気に踊る子どもと、それを
眺める母である。子どもの着物は軒丸瓦で、万福禅寺とか東福寺の文字も見える。
足元には太鼓とばちもある。母は裁縫箱の前で、青緑の格子模様の着物を縫って
おり、折しも歯で糸を切るところだ。バック全面には、小さな三角形を色に濃淡を
つけて散らしてある。
Comments
位置づけ
和歌と母子絵を組み合わせてあり、「読み書き歌の道」への町人の関心の
高さがうかがえる。
讃・画中文字
五色和歌〈定家卿〉青
★川たけの葉ごしの□いろにまがふかな
玉のすだれにかくるあふひは
錦朝楼芳虎画
(小泉吉永氏解析)

『国歌大観』の表記
青 川竹の葉ごしの色にまがふかな
 玉の簾にかくる葵は
自由記入欄
史料分類
絵画