楊洲 周延
江戸風俗十二ヶ月之内 二月/初午稲荷祭之図
明治23年 (1890)
資料名1
江戸風俗十二ヶ月之内 二月/初午稲荷祭之図
史料名1よみ
えどふうぞくじゅうにかげつのうち
史料名Roma1
edofuuzokuj nikagetsunouchi
絵師・著者名
楊洲 周延
Creator
落款等備考
揚州 周延
板元・製作者
制作年和暦
明治23年
制作年西暦
1890
書誌解題
資料名1
江戸風俗十二ヶ月之内 二月/初午稲荷祭之図
資料名2
史料名1よみ
えどふうぞくじゅうにかげつのうち
史料名2よみ
にがつ はつうま いなりまつりのず
史料名Roma1
edofuuzokuj nikagetsunouchi
史料名Roma2
nigatsu hatsuuma inarimatsurinozu
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
江戸風俗十二ヶ月之内 二月
絵師・著者名
楊洲 周延
絵師・著作者名よみ
ちかのぶ(ようしゅう ちかのぶ)
Creator
管理No.
00000904
管理No.枝番号
000
落款等備考
揚州 周延
板元・製作者
彫摺師
制作年和暦
明治23年
制作年西暦
1890
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判3枚続
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
風俗画 人物画
内容2
年中行事 行楽 美人 母子
内容3
母と子(少女 少年) 初午稲荷 二月
テーマ
周延は明治の浮世絵師で風俗画・美人画・子ども絵を得意とした。特に明治20年代から30年代にかけては、「千代田の大奥」やこの「江戸風俗」など江戸時代の生活風俗や行事、遊びなどを描いている。これは2月初午の稲荷祭の夜の賑わいを見事に描写している。
具体物
ここは初午で賑わう夜の稲荷神社である。初午は子どもの祭りとされただけに、画面前面には母子の姿が見られ、左の男子は狐の絵馬を持ち腰には刀を差している。画面中央の羽織袴の武士はちょんまげで刀を差し、江戸の風俗になっている。右の舞台では狐面の赤頭(あかがしら;能などで用いる赤い頭髪)が舞い、中央の大絵馬には義経千本桜の狐忠信が描かれている。左の参道には絵を描いた灯籠がずらりと並べられている。背後には夜の森がぼんやりと浮かび、人物とともに正一位稲荷大明神の幟と鳥居が照らし出されている。
Comments
位置づけ
士族の出身とされる周延の作品だけに、江戸時代への郷愁を込めた見事な初午風景だ。しかし、遠近法や明暗を利かした描写と、華やかな人物群像など、明治ならではの浮世絵である。
讃・画中文字
自由記入欄
周延の母子絵、子ども絵は公文で多数所蔵している。
史料分類
絵画