福井 月斎/縮図
容斎歴史画譜 第二 仁徳天皇居之図
明治27年 (1894)
資料名1
容斎歴史画譜 第二 仁徳天皇居之図
史料名1よみ
ヨウサイレキシガフ
史料名Roma1
絵師・著者名
福井 月斎/縮図
Creator
落款等備考
板元・製作者
青木蒿山堂
制作年和暦
明治27年
制作年西暦
1894
書誌解題
資料名1
容斎歴史画譜 第二 仁徳天皇居之図
資料名2
史料名1よみ
ヨウサイレキシガフ
史料名2よみ
史料名Roma1
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
容斎歴史画譜
絵師・著者名
福井 月斎/縮図
絵師・著作者名よみ
ようさい  げっさい  (きくち ようさい   ふくい げっさい)
Creator
管理No.
00000918
管理No.枝番号
002
落款等備考
板元・製作者
青木蒿山堂
彫摺師
制作年和暦
明治27年
制作年西暦
1894
制作年月
書誌解題
判型・形態
中判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版画
種別2
彩色
種別3
内容1
物語画
内容2
歴史画
内容3
建物
テーマ
記紀で聡明で慈愛に満ちた天皇とされた仁徳天皇の伝説。「高き家に登りて見れば、煙立つ民の竈は賑わひにけり」と詠じた場面である。これに数年先がけて高山に登って国の四方を見た天皇は、民の竈から煙りの立たないことからその貧困を察し、今より三年は人民に課役を除けと命じ、皇居も造らなかった。このおかげで人民・百姓は栄え、百姓らは進んで皇居を造営した。
具体物
新築された皇居の高殿に登り、廻縁に出て眼下に広がる村々を眺める仁徳天皇である。集落からは竈の煙が高く立ち上がり、百姓たちも衣食に不自由なく富み栄えている様子に安堵する。廻縁の後方では、廷臣たちがひざまづいている。宮殿は入母屋造・桧皮茸で描かれ、手前には松の木がある。この宮殿は難波高津宮とされる。
Comments
位置づけ
民への仁愛に富んだ仁徳天皇は、理想的な天皇であり、明治維新による王政復古でのあるべき天皇の姿を描いている。明治の人々の天皇への期待の反映でもある。
讃・画中文字
武保(容斎の本名)
自由記入欄
史料分類
絵画