福井 月斎(縮図)
容斎歴史画譜 第七 小野小町観桜ノ図
明治27年 (1894)
資料名1
容斎歴史画譜 第七 小野小町観桜ノ図
史料名1よみ
ヨウサイレキシガフ
史料名Roma1
絵師・著者名
福井 月斎(縮図)
Creator
落款等備考
板元・製作者
青木蒿山堂
制作年和暦
明治27年
制作年西暦
1894
書誌解題
資料名1
容斎歴史画譜 第七 小野小町観桜ノ図
資料名2
史料名1よみ
ヨウサイレキシガフ
史料名2よみ
史料名Roma1
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
容斎歴史画譜
絵師・著者名
福井 月斎(縮図)
絵師・著作者名よみ
ようさい  げっさい  (きくち ようさい   ふくい げっさい)
Creator
管理No.
00000918
管理No.枝番号
007
落款等備考
板元・製作者
青木蒿山堂
彫摺師
制作年和暦
明治27年
制作年西暦
1894
制作年月
書誌解題
判型・形態
中判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版画
種別2
彩色
種別3
内容1
物語画
内容2
歴史画
内容3
テーマ
小野小町は平安時代の女流歌人で、美人としても知られたが、老後は落魄して乞食となり哀れな末路だったとされる。才色兼備の歌人がたどった栄枯盛衰の生涯は、さまざまな小町伝説として伝わっている。この場面は、百人一首に収められた「花の色はうつりにけりないたづらに わが身よにふるながめせしまに」を読む小町であり、桜の花の美しい色が褪せたことから自分の容色の衰えを嘆いている。
具体物
室内に置かれた几帳(きちょう)から身を乗り出して桜を眺めた後の小野小町である。宮廷に仕える女性ならではの桜散らしの美しい女房装束であるが容色の衰えは隠せず、憂い顔である。春の長雨に降り込められていた間に庭の桜もすっかり色が褪せて散り始め、葉桜になっている。小町はぼんやりと若い頃の恋の思い出にふけっていたのだろう。
Comments
位置づけ
小野小町を、その和歌に題材をとり、季節のうつろいの中でもの思いにふける姿をよく描写している。抒情的な歴史画である。
讃・画中文字
容斎の落款
自由記入欄
史料分類
絵画