
七変化子宝遊 金太郎
文化2年 (1812)
- 資料名1
- 七変化子宝遊 金太郎
- 史料名1よみ
- しちへんげこだからあそび きんたろう
- 史料名Roma1
- shichihengekodakaraasobikintarou
- 絵師・著者名
- 哥麿(喜多川 歌麿)
- Creator
- 落款等備考
- 哥麿筆
- 板元・製作者
- (岩戸屋)
- 制作年和暦
- 文化2年
- 制作年西暦
- 1812
- 書誌解題
- 資料名1
- 七変化子宝遊 金太郎
- 資料名2
- 史料名1よみ
- しちへんげこだからあそび きんたろう
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- shichihengekodakaraasobikintarou
- 史料名Roma2
- Title
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 七変化子宝遊
- 絵師・著者名
- 哥麿(喜多川 歌麿)
- 絵師・著作者名よみ
- 2だい うたまろ (2だい きたがわ うたまろ)
- Creator
- 管理No.
- 00000932
- 管理No.枝番号
- 落款等備考
- 哥麿筆
- 板元・製作者
- (岩戸屋)
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 文化2年
- 制作年西暦
- 1812
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- 大判
- 印章の有無
- 極 @ 版元
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 木版浮世絵
- 種別2
- 錦絵
- 種別3
- 内容1
- 子ども絵 人物画
- 内容2
- 母子絵
- 内容3
- 母 子ども(幼児 男子) 金太郎 腹掛け(般若)
- テーマ
- シリーズ名が「七変化子宝遊」であり、母と子の遊ぶ姿を描いた7点の揃物と思われる。公文教育研究会所蔵は「軽わざ」とこの「金太郎」の二点である。他の二点は未見である。二点とも、子どもは全身を大きく描き、母は顔中心になっている。この点で、初代歌麿の母子絵が、母を大きく描いたのと異なっている。また、本品は「金太郎」となっているが、物語の金太郎ではなく、現実の子どもである。
- 具体物
- 画面いっぱいに玩具のまさかりを振りかざした男子が描かれている。金太郎と題されているように、まるまると太った元気な子であるが、肌は白く足柄山の金太郎ではない。腹掛け姿であり、腹部には鬼女の面が描かれている。金太郎を育てた山姥であるが、般若の面にしてある。男子は文机の上に立っており、筆が一本足元にある。母は文机を手でおさえており、豊満な乳房がのぞいている。
- Comments
- 位置づけ
- 従来は歌麿初代の作品とされていたが、この作品の極印には版元仲間の月番行事印として岩戸屋喜三郎の印が読み取れ、文化9年歌麿二代の作品と判明した。歌麿二代の子宝絵である。
- 讃・画中文字
- 自由記入欄
- 同じシリーズの「七変化子宝遊 軽わざ」は、極印の部分がカットされており、『浮世絵事典』(吉田暎二著)にある「歌麿晩年の作品、文化2年作、岩戸屋版」としてきた。しかし「軽わざ」の東京国立博物館所蔵品に月番行事部・岩戸屋とあり、この金太郎も「歌麿二代、文化9年」とすべきである。母の表情描写などにも二代の特色が見られる。
- 史料分類
- 絵画