楊洲 周延
東風俗福つくし ふくろ
明治22年 (1889)
資料名1
東風俗福つくし ふくろ
史料名1よみ
ヒガシフウゾクフクツクシ フクロ
史料名Roma1
絵師・著者名
楊洲 周延
Creator
落款等備考
楊州 周延筆
板元・製作者
武川 卯之吉
制作年和暦
明治22年
制作年西暦
1889
書誌解題
資料名1
東風俗福つくし ふくろ
資料名2
史料名1よみ
ヒガシフウゾクフクツクシ フクロ
史料名2よみ
史料名Roma1
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
東風俗福つくし
絵師・著者名
楊洲 周延
絵師・著作者名よみ
ちかのぶ   (ようしゅう ちかのぶ)
Creator
管理No.
00000935
管理No.枝番号
011
落款等備考
楊州 周延筆
板元・製作者
武川 卯之吉
彫摺師
制作年和暦
明治22年
制作年西暦
1889
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
風俗画 人物画
内容2
日常生活 美人画 行楽
内容3
動物園 フクロウ 美人 母 子ども(幼児・少年)
テーマ
「東風俗福つくし」とシリーズ名にあり、東京の明治中期の新風俗から、家族の福々しい場面を設定、「ふく」の付く言葉をあてている。福のつく言葉には造語やこじつけ、さらに同音の「吹く」や「服」も見られるが、当時の幸福(心の幸せ)で裕福(金持ち)な家庭の姿がうかがえる。
具体物
「ふくろ」は、鳥のフクロウであり、単なる語呂合わせでフクロウに幸福のシンボル性はない。ここは東京上野公園内に明治15年にできた、日本初の動物園「上野動物園」である。子どもを連れて母がやって来たのは、鳥のコーナーで、左には丹頂鶴もいる。おんぶの子と、着物に帽子、皮靴の少年、一人の母はこうもり傘と、ここでも和洋の風俗が入り交じっている。左には、軍人の姿も見える。桜も満開だ。
Comments
位置づけ
明治中期の母子を中心とする家庭風俗と、そのなかでの幸福感が読みとれる作品である。母と子の衣装や室内調度にも、江戸の継続だけでなく近代化の新しい要素がうかがえる。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画