栄昌(鳥居 貢)
風流童遊
寛政5年から11年頃 (1793-99)
資料名1
風流童遊
史料名1よみ
ふうりゅうわらべあそび  
史料名Roma1
huuryuuwarabeasobi
絵師・著者名
栄昌(鳥居 貢)
Creator
落款等備考
栄昌圖
板元・製作者
山口屋忠右衛門・忠助
制作年和暦
寛政5年から11年頃
制作年西暦
1793-99
書誌解題
資料名1
風流童遊
資料名2
史料名1よみ
ふうりゅうわらべあそび  
史料名2よみ
史料名Roma1
huuryuuwarabeasobi
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
風流童遊
絵師・著者名
栄昌(鳥居 貢)
絵師・著作者名よみ
えいしょう  (ちょうこうさい えいしょう)
Creator
管理No.
00000942
管理No.枝番号
落款等備考
栄昌圖
板元・製作者
山口屋忠右衛門・忠助
彫摺師
制作年和暦
寛政5年から11年頃
制作年西暦
1793-99
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
極 版元
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
子ども見立絵
内容3
毘沙門天 弁天
テーマ
七福神を鳥高斎栄昌が子ども姿で描いたうちの、<弁才天と毘沙門天>である。七福神は福を授けてくれる恵比寿・大黒など七人の神で、江戸中期からその信仰が盛んになり、寺社で祀られるとともに、浮世絵の題材としても広く普及した。宝船に乗った七福神が知られるが、これは子ども見立である。
具体物
右が弁才天で、弁財天とも表記し、インド生まれの音楽・学芸の女神であるが、後にインドの吉祥天とも重複・混同され、財福を司る福徳の神としても崇められた。本来は琵琶を手にしているが、ここでは三味線を奏でている。左は毘沙門天であり、本来はインドの守護神で、財宝を守るとされる。七福神としては、矛を手にした中国風の武神像として描かれるが、ここでは矛の代わりに灌仏会のお飾りである「花の塔」のような竿を持っている。二人とも、丸丸として白い肌をしており、伏見人形を連想させられる。衣装も、江戸時代に中国から伝わった腹かけを、ゆったりと身に付けており、唐子風である。
Comments
位置づけ
おめでたい七福神を子ども見立で描いており、子どもが子宝とも呼ばれ、幸福の象徴として大事にされた時代を反映した作品である。七福神信仰の普及ぶりもうかがえる。
讃・画中文字
自由記入欄
絵師の鳥高斎栄昌は、寛政期を中心に美人画を描いている。
史料分類
絵画