歌川 國芳(歌川 国芳)
准源氏教訓図会 空蝉:准源氏教訓圖會 空蝉〈うつせみ〉
天保末から弘化頃 (1843-1847)
資料名1
准源氏教訓図会 空蝉:准源氏教訓圖會 空蝉〈うつせみ〉
史料名1よみ
なぞらえげんじきょうくんずえ うつせみ
史料名Roma1
nazoraegenjikyoukunzueutsusemi
絵師・著者名
歌川 國芳(歌川 国芳)
Creator
落款等備考
朝桜楼 國芳画
板元・製作者
(丸甚)
制作年和暦
天保末から弘化頃
制作年西暦
1843-1847
書誌解題
資料名1
准源氏教訓図会 空蝉:准源氏教訓圖會 空蝉〈うつせみ〉
資料名2
史料名1よみ
なぞらえげんじきょうくんずえ うつせみ
史料名2よみ
史料名Roma1
nazoraegenjikyoukunzueutsusemi
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
准源氏教訓図会
絵師・著者名
歌川 國芳(歌川 国芳)
絵師・著作者名よみ
くによし   (うたがわ くによし)
Creator
管理No.
00001012
管理No.枝番号
001
落款等備考
朝桜楼 國芳画
板元・製作者
(丸甚)
彫摺師
制作年和暦
天保末から弘化頃
制作年西暦
1843-1847
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
名主 版元
印章内容
名主:[田中]
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
人物画 風俗画 子ども絵
内容2
母子絵 見立て絵
内容3
季節(夏) 源氏(空蝉) 蝉とり
テーマ
源氏物語「空蝉」になぞらえた教訓画であり、殻を脱ぎすて、短い夏を樹上で鳴き
くらすゆえに、捕えられることも多い蝉をテーマにしている。源氏物語の空蝉は
伊予介の妻で、一度は源氏に身を許すがその後は自制、ある夜忍んできた源氏に
小袿一枚を寝所に残して去る。こちらは、蝉の殻のように小袿を残すが、そっと
静かに消え去り、悩みながらも源氏をこばみ続ける。
具体物
赤い短冊型の題字の横には源氏香「空蝉」の図を配してある。画面中央には
旅姿の女性が大きく描かれており、手には菅笠とたばこ入れを持ち、左手の
きせるで樹上の蝉を指している。頭には手拭をかぶり、足はわらじばきだ。
男の子は、網竿(先端に網をつけた竿)で蝉を捕ろうとしている。
Comments
位置づけ
江戸後期には、子どもたちが網竿を使って蝉捕りをしていたことが分る。
教訓図会とあるが、あまり教訓色は強くない。
讃・画中文字
空蝉
はつせみや樹(こ)のもとに
衣(きぬ)ぬぎ捨て(すて)
柳下亭種員記
自由記入欄
たばこは南アメリカ原産で、日本では16世紀にヨーロッパから伝来、江戸時代には
広く普及した。源氏物語の時代にはまだない。
史料分類
絵画