昇雲(山本 昇雲)
四季のなかめ ふみ読む声
明治40年頃 (1907)
資料名1
四季のなかめ ふみ読む声
史料名1よみ
しきのなかめ ふみよむこえ
史料名Roma1
shikinomehumiyomukoe
絵師・著者名
昇雲(山本 昇雲)
Creator
落款等備考
昇雲
板元・製作者
[松木 平吉]
制作年和暦
明治40年頃
制作年西暦
1907
書誌解題
資料名1
四季のなかめ ふみ読む声
資料名2
史料名1よみ
しきのなかめ ふみよむこえ
史料名2よみ
史料名Roma1
shikinomehumiyomukoe
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
四季乃なかめ
絵師・著者名
昇雲(山本 昇雲)
絵師・著作者名よみ
しょううん (やまもと しょううん)
Creator
管理No.
00001018
管理No.枝番号
001
落款等備考
昇雲
板元・製作者
[松木 平吉]
彫摺師
制作年和暦
明治40年頃
制作年西暦
1907
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判横
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
人物画 子ども絵 風俗画
内容2
母子絵 日常生活
内容3
母 子ども(女子 少女) 文明開化 流行(オウム バラ) 家庭風俗 読書 *少女の服装に特徴あり
テーマ
四季折々の女性風俗を描いたシリーズで、二人の美人を中心にした作品が多い。「ふみ読む声」はオウムにバラと文明開化の新しい花鳥が登場しているが、「虫の音」の虫屋、正月の獅子舞など伝統的行事が中心である。しかし、髪型や衣装、さらにしぐさに近代女性を感じさせるモダンな浮世絵である。
具体物
本を読む母と娘を左右に配し、中央上部には赤いU字型の止まり木に白いオウムが止まり、水入れと房飾りが下がっている。庭にはバラが咲きほこっており、季題でいえば夏である。娘はお下げ髪にリボンを結び、花柄の着物に燕脂の袴を着けている。最近、女子大生の卒業式に復活した衣装である。床にもモダンな敷物がしかれ、本が置いてある。
Comments
位置づけ
明治後期のモダンな女性風俗をとらえている。
讃・画中文字
自由記入欄
山本昇雲(明治3年(1870)~昭和40年(1965))は高知県出身、上京後報道画家として『風俗画報』の口絵・さし絵を描くとともに、日本画家、浮世絵師としても活躍した。最後の浮世絵師とも称され「今すがた」や「子供あそび」のシリーズは、近代浮世絵版画の代表作とされる。明治の子ども風俗、女性風俗をたくみに描いた作品が多い。「四季のながめ」は12点まであることが確認されている。公文では本品と「虫の声」を所蔵。
史料分類
絵画