未詳
寺子屋の図
資料名1
寺子屋の図
史料名1よみ
てらこやのず
史料名Roma1
terakoyanozu
絵師・著者名
未詳
Creator
落款等備考
板元・製作者
未詳
制作年和暦
制作年西暦
書誌解題
資料名1
寺子屋の図
資料名2
史料名1よみ
てらこやのず
史料名2よみ
史料名Roma1
terakoyanozu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
寺子屋の図
絵師・著者名
未詳
絵師・著作者名よみ
Creator
管理No.
00001023
管理No.枝番号
落款等備考
板元・製作者
未詳
彫摺師
制作年和暦
制作年西暦
制作年月
書誌解題
判型・形態
その他
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
肉筆浮世絵
種別2
種別3
内容1
風俗画
内容2
手習い絵
内容3
寺子屋 学習
テーマ
寺子屋を描いた彩色肉筆画であるが、武士ないしは浪人が師匠の厳しい学習風景を描いてある。いわゆる「雷師匠」が教える寺子屋で、その教室風景をよくとらえてある。特に寺子屋では基本的には生徒の進度ごとに、往来物(教科書)が与えられ、個別に指導を受けると、あとは手習いを中心に自学自習をおこない、適宜師匠のチェック・指導をうけ、与えられた課題を習得していると、新しい課題に進んだ。怠けたりいたずらをすると、罰があった。それらがよく表現されている。
具体物
風の前に座った厳めしい師匠がおり、一人の寺子(生徒)を呼んで読み書きの成果を確認し、指導している。生徒は、自分の天神机を運んで、個人指導を受けている。その右手(画面左)には、次に指導を受けると思われる生徒が、控えている。画面右手前には助手の指導者がおり、やはり一人を指導している。左手前では、寺子達がたがいに向き合う形で机を並べ、各自お手本を自学自習で書写しているが、隣同士で話す子もいる。画面下端の子はどうやら泣いているようだ。部屋の後部には「忠孝」の額が掛けてあり、その下には罰をうけ、線香と茶碗を手に机に立たされた子がいる。
Comments
位置づけ
寺子屋の肉筆図は大変少ないが、この作品は寺子屋の机の配置から、一人ずつ呼んでの指導ぶり、さらには罰で立たされた子まで、リアルに描いてあり、教育史料として大変貴重である。日本教育史の専門家からの評価も高い。落款がなく、絵師・作画期は未詳であるが、江戸後期の作と思われる。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画