豊原 國周(豊原 国周)
現時五十四情 第四十九号(宿木)
明治17年 (1884)
資料名1
現時五十四情 第四十九号(宿木)
史料名1よみ
げんじごじゅうしじょう だい49ごう やどりぎ
史料名Roma1
genjigojuushijoudaigouyadorigi
絵師・著者名
豊原 國周(豊原 国周)
Creator
落款等備考
豊原 國周筆
板元・製作者
武川 清吉
制作年和暦
明治17年
制作年西暦
1884
書誌解題
資料名1
現時五十四情 第四十九号(宿木)
資料名2
史料名1よみ
げんじごじゅうしじょう だい49ごう やどりぎ
史料名2よみ
史料名Roma1
genjigojuushijoudaigouyadorigi
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
現時五十四情
絵師・著者名
豊原 國周(豊原 国周)
絵師・著作者名よみ
くにちか  (とよはら くにちか/とよはら くにちか)
Creator
管理No.
00001033
管理No.枝番号
落款等備考
豊原 國周筆
板元・製作者
武川 清吉
彫摺師
制作年和暦
明治17年
制作年西暦
1884
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
母子絵 見立絵
内容3
母と子(少女 少年) 源氏(宿木)の見立て
テーマ
「現時五十四情」とは、「源氏物語五十四帖」になぞらえて明治の美人風俗を描いた54枚の揃物である。こま絵は、源氏香散らしの本を開いたところで、各帖の題と和歌が記され、本絵はそれにちなんだ明治風俗になっている。 
具体物
「源氏物語」宿木の帖で、薫が宇治に旅して詠んだ歌。ここにかつて姫君たちがおられ自分も泊まったのだという思い出がなければ、宇治の旅寝もどんなにか淋しいことだろうの意で、「宿りき」を「宿り木(ツタを指す)」にかけてある。薫はツタの紅葉がまだ残っているのを、京への土産に取るが、この絵では姉妹が土地の男児が取ったキノコを草に差し連らねたり、がごに入れたりして、家への土産にしようとしている。緑の森の彼方には田園が広がっている。
Comments
位置づけ
明治の母子風俗が描れているとともに、源氏物語が親しまれていた様子が分かる。
讃・画中文字
宿木
やどりきとおもひいでずばこ(木)のもとの
たびねをいかに淋しからまし
左頁 黄昏の そらを
    残しぬ 秋の山(要確認)
自由記入欄
史料分類
絵画