楊洲 周延
雪月花 氷室のゆき
明治34年 (1901)
資料名1
雪月花 氷室のゆき
史料名1よみ
せつげっか
史料名Roma1
setsugekka
絵師・著者名
楊洲 周延
Creator
落款等備考
楊洲 周延
板元・製作者
松木平吉
制作年和暦
明治34年
制作年西暦
1901
書誌解題
資料名1
雪月花 氷室のゆき
資料名2
史料名1よみ
せつげっか
史料名2よみ
ひむろのゆき
史料名Roma1
setsugekka
史料名Roma2
himuronoyuki
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
雪月花
絵師・著者名
楊洲 周延
絵師・著作者名よみ
ちかのぶ  (ようしゅう ちかのぶ)
Creator
管理No.
00001059
管理No.枝番号
002
落款等備考
楊洲 周延
板元・製作者
松木平吉
彫摺師
制作年和暦
明治34年
制作年西暦
1901
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
人物画 子ども絵
内容2
母子絵 日常生活
内容3
母 子ども(幼児) 季節(夏) 氷室の雪 神社
テーマ
雪と月と花にちなんだ題材の揃物で、「雪月花」は風景画、人物画、花鳥画でよく使われた。周延は、美人画に仕立てているが、明治30年代の風俗がよく描かれている。公文では、月1点、雪2点しか持っていないが、雪月花各3点か4点、計9点か12点の揃いであったと思われる。
具体物
「氷室のゆき」で、違 の紋を大きく染めた浴衣の母が、弁慶格子を着た子を連れて家路を急いでいる。母が持つかごには、この頃売り出された氷が見え、子どもはわら細工の魔除を持っている。氷室は、天然の氷を保存する小屋で、宮中用に始まり、江戸時代には金沢藩から将軍に献上された。幕末から明治にかけては、富士山や函館の氷雪が江戸で売られたが、明治16年頃から機械製氷が始まった。これは、6月に神社で夏の疫病除けの祈願をしたあと、氷室の氷を買って帰る母子である。
Comments
位置づけ
明治30年代の美人風俗画であるが、母子絵が多く、当時の母子の姿がうかがえる。
讃・画中文字
自由記入欄
「幼稚苑」と同じ、楊洲週延の作品。
史料分類
絵画