作者未詳
子供あそび ぼんでんまつり(右)
明治元年頃 (1868)
資料名1
子供あそび ぼんでんまつり(右)
史料名1よみ
こどもあそびぼんでんまつり
史料名Roma1
kodomoasobibondenmatsuri
絵師・著者名
作者未詳
Creator
落款等備考
板元・製作者
制作年和暦
明治元年頃
制作年西暦
1868
書誌解題
資料名1
子供あそび ぼんでんまつり(右)
資料名2
史料名1よみ
こどもあそびぼんでんまつり
史料名2よみ
史料名Roma1
kodomoasobibondenmatsuri
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
子供あそび
絵師・著者名
作者未詳
絵師・著作者名よみ
Creator
管理No.
00001067
管理No.枝番号
001
落款等備考
板元・製作者
彫摺師
制作年和暦
明治元年頃
制作年西暦
1868
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
遊戯絵 子ども風刺絵
内容3
戦ごっこ 明治維新 纏持ち
テーマ
メインテーマは戊辰戦争の進展の様子であり、新政府と旧幕府軍の戦いぶりである。しかし、幕末の子ども遊びに場面を置きかえてあり、当時の子どもたちの遊びや風俗を解明する貴重な絵画史料でもある。ここでは、子ども絵としての解読を中心に行い、風刺絵としての解説はおさえ、参考文献A、Bの作品番号ないし頁数を上げておく。
具体物
「ぼんでんまつり」とある。梵天祭りは東日本各地にあるが、「石尊大権現」の木太刀を振りかざしていることから、神奈川県、大山阿夫利神社の春山ないし夏山の祭りと分かる。江戸後期には、江戸から大山詣に出かける人々でにぎわい、又江戸市中でも梵天祭りが行われた。右側には、白い幣をかつぐ仙台や桑名、庄内、会津などがおり、左の赤い幣の下には長州や岡山など陣取り、左下では籠目の鉢巻をした薩摩が棒切れで戦ってる。ここでは、幕府軍が人数も多く優勢だ。中央下部には赤い衣の修験者もいる。
Comments
位置づけ
慶応4年(戊辰)正月の鳥羽・伏見の戦に始まる戊辰戦争に関しては、多くの風刺画が出版されて人気を呼んだ。なかでも、新政府軍と旧幕府軍の戦いを、子ども遊びに見立てた「子ども遊び風刺絵」が目立つ。従来、風刺内容を中心に研究されてきたので、ここでは子どもの遊び及び風俗の観点から解読を進める。
讃・画中文字
自由記入欄
「幕末の風刺画」1995年、町田市立博物館図録 第95集 A
「幕末維新の風刺画」南和男著、吉川弘文館 1995年刊 B
Aの図25
「子ども遊び風刺絵」⑫(夏)
史料分類
絵画