一恵斎 芳幾(歌川 芳幾)
新版 餅尽愛度双六
安政4年 (1857)
資料名1
新版 餅尽愛度双六
史料名1よみ
しんばんもちづくしめでたすごろく
史料名Roma1
shinbanmochizukushimedetasugoroku
絵師・著者名
一恵斎 芳幾(歌川 芳幾)
Creator
落款等備考
一恵斎 芳幾画
板元・製作者
辻岡屋 文助
制作年和暦
安政4年
制作年西暦
1857
書誌解題
資料名1
新版 餅尽愛度双六
資料名2
史料名1よみ
しんばんもちづくしめでたすごろく
史料名2よみ
史料名Roma1
shinbanmochizukushimedetasugoroku
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
絵師・著者名
一恵斎 芳幾(歌川 芳幾)
絵師・著作者名よみ
よしいく    (いっけいさい よしいく/うたがわ よしいく)
Creator
管理No.
00001098
管理No.枝番号
落款等備考
一恵斎 芳幾画
板元・製作者
辻岡屋 文助
彫摺師
制作年和暦
安政4年
制作年西暦
1857
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
年月 改
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
おもちゃ絵
内容2
ゲーム 物づくし絵
内容3
双六 餅づくし(とんち)
テーマ
餅尽くしと題してあり、末尾に「もち」のつく言葉を集めた言葉遊びである。「餅」よりも「持ち」が多く、「黐」(はえ取もち)もある。「めでたい双六」とあるように、
「上り」に近づくほど、めでたい場面が多くなる。ここでも庶民の風俗が題材になっている。
具体物
振り出しは「槍持ち」で奴姿の子どもが槍を持っている。下から子どもの場面を見ていくと「籏餅ち」は手習い帳をよろい代わりに、戦さの籏持役を務めている。「栗の餅」は「栗の餅もいや、米の餅もいや・・・・」と歌いつつ堂々めぐりをする遊びである。「菱餅」はひな祭りの供え物。「はい取餅」ははえ取りに使う黐(もち)を竹竿につけて、コウモリを取ろうとしている。「纏餅」は火消しの纏を振る子。そして、上段はよい商家の主人を持ち勉強する奉公人(小憎)を描いた「主人持」と、子どもに恵まれた夫婦を描いた「子持」である。「上り」は「金持」で千両箱を前に福顔の老夫婦が座り、母娘の前には「金の成る木」の鉢がある。
Comments
位置づけ
讃・画中文字
主人餅 亭主餅 心餅 箱餅 長刀餅 敵餅 身餅 坊主餅 世たい餅 荷餅 癇積餅 傘餅   
焼餅 金餅 刀餅 地面餅 あんころ餅 籏餅 鑓餅振り出し 上利 幇間餅 取餅 菱餅 力餅  
鶴亭秀賀作 衣裳餅 おか餅 はい取餅 燈灯餅 座鋪餅 尻餅 田地餅 纏餅 柏餅 栗の餅 長餅 土餅
板元 辻岡屋文助 一惠斎芳幾画 
自由記入欄
遊び方「飛び双六」
☆「柏餅」とは、一枚の布団を二つに折り、その中に入って寝ることをさす。絵で表現されることは珍しく、貴重な風俗画である。
史料分類
絵画