
稚遊七小町 せき寺
天明頃 (1781-89)
- 資料名1
- 稚遊七小町 せき寺
- 史料名1よみ
- おさなあそび ななこまち せきでら
- 史料名Roma1
- osanaasobinanakomachisekidera
- 絵師・著者名
- 勝川 春山
- Creator
- 落款等備考
- 春山画
- 板元・製作者
- 西村屋与八
- 制作年和暦
- 天明頃
- 制作年西暦
- 1781-89
- 書誌解題
- 資料名1
- 稚遊七小町 せき寺
- 資料名2
- 史料名1よみ
- おさなあそび ななこまち せきでら
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- osanaasobinanakomachisekidera
- 史料名Roma2
- Title
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 稚遊七小町
- 絵師・著者名
- 勝川 春山
- 絵師・著作者名よみ
- しゅんさん (かつかわ しゅんざん)
- Creator
- 管理No.
- 00001110
- 管理No.枝番号
- 落款等備考
- 春山画
- 板元・製作者
- 西村屋与八
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 天明頃
- 制作年西暦
- 1781-89
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- 大判
- 印章の有無
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 木版浮世絵
- 種別2
- 錦絵
- 種別3
- 内容1
- 子ども絵
- 内容2
- やつし(見立)
- 内容3
- 七小町(関寺
- テーマ
- 平安朝の歌人で美人として知られた小野小町にまつわる七つの逸話は、謡曲にもなって「七小町」といわれた。「稚遊七小町 せき寺」、とあり、七小町を子どもに見立て描いた揃物のうち、「関寺小町」である。これは老衰した小町が、近江の関寺に住んでいた際に、寺の稚児たちに和歌を教え、七夕祭りに招かれる話である。
- 具体物
- 右の女児が小野小町に見立てられており、筆を手に七夕の短冊に歌を記している。そばには硯や短冊の他に、花をかたどった短冊や、布袋の飾り紙もある。背後に立つ男児は寺の稚児の見立で、手に盆灯籠を持っている。旧暦では、七月七日は盆行事のはじまる時期でもあった。二人とも頭は唐子であるが、女子は髷を結い始めている。衣装は、腹かけである。共に白い肌で、福々しく描かれている。
- Comments
- 位置づけ
- 「七小町」の逸話が広く知られていたことがうかがえる。また「風流童遊」と同様に、子どもは頭も衣装も唐子風に描かれており、唐子が好まれた反映でもある。
- 讃・画中文字
- 自由記入欄
- 絵師の勝川春山は勝川春章の門人で、天明から寛政にかけておもに子ども絵や美人画で活躍した。
- 史料分類
- 絵画