
母と子 かたこと
明治41年 (1908)
- 資料名1
- 母と子 かたこと
- 史料名1よみ
- ははとこ
- 史料名Roma1
- hahatoko
- 絵師・著者名
- HYDO, Helen(ヘレン・ハイド)
- Creator
- 落款等備考
- 板元・製作者
- 未詳
- 制作年和暦
- 明治41年
- 制作年西暦
- 1908
- 書誌解題
- 資料名1
- 母と子 かたこと
- 資料名2
- 史料名1よみ
- ははとこ
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- hahatoko
- 史料名Roma2
- Title
- Baby Talk
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 母と子(ハイド)
- 絵師・著者名
- HYDO, Helen(ヘレン・ハイド)
- 絵師・著作者名よみ
- はいど へれん
- Creator
- 管理No.
- 00001117
- 管理No.枝番号
- 002
- 落款等備考
- 板元・製作者
- 未詳
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 明治41年
- 制作年西暦
- 1908
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- その他
- 印章の有無
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 近代版画
- 種別2
- 種別3
- 内容1
- 人物画
- 内容2
- 母子絵
- 内容3
- 母(和服) 子ども(乳児) 育児(あやす 会話)
- テーマ
- ハイドは1899年の初来日以来、母国と行き来しながらほぼ10年間を日本ですごした。大半は赤坂氷川町の民家に住み、日本風の生活をしながら日本の風俗、特に母と子の仲むつましい様子や子どもたちの伸びやかな日常生活をテーマにしている。公文コレクションの3点は、入浴。内緒話などいずれも「母と子」をテーマとしたもので、ハイドの代表的な作品である。
- 具体物
- 赤ん坊をあやす母親である。ざぶとんが三枚敷かれ、赤ん坊は起きたところか、母にかたことで語りかけている。赤ちゃんは白い肌着に花柄の上衣で、よだれ掛を着けており、背後の襖には、藤の花とアヤメが描かれている。静かな日本の座敷で、母と子が心を通わせる至福の時を巧みに描写している。この作品は、米国シアトルの「アラスカ・ユーコン・パシフィック展」で金賞をとり、パリのサロンでも入選、アメリカで完売となったハイドの代表作である。
- Comments
- 位置づけ
- 明治維新前後から日本の浮世絵は欧米に輸出され、高い評価を得てジャポニズムが起こる。そして、開国とともに日本を訪れる芸術家が出現する。その第一世代に属するのが、1899年に来日したヘレン・ハイドであり、多色木版画で日本の家庭風俗を描いた。その中でも、母子絵、子ども絵がハイドの代表作として、世界的に注目された。
- 讃・画中文字
- 自由記入欄
- 近代版画は、江戸時代と同じように絵師・彫師・摺師の協力で制作される新版画と、画家が彫り、摺りとも一人で行う創作版画に二分される。ハイドの作品は、新版画であり、初期は版元小林文七の職人に、後には自分専用の彫師・摺師をかかえて制作した。
- 史料分類
- 絵画