
風流古今十二月ノ内 弥生
(1830-1844)
- 資料名1
- 風流古今十二月ノ内 弥生
- 史料名1よみ
- ふうりゅうここんじゅうにがつのうち やよい
- 史料名Roma1
- huuryuukokonjuunigatsunouchiyayoi
- 絵師・著者名
- 歌川豊国三代
- Creator
- 落款等備考
- 板元・製作者
- 制作年和暦
- 制作年西暦
- 1830-1844
- 書誌解題
- 資料名1
- 風流古今十二月ノ内 弥生
- 資料名2
- 史料名1よみ
- ふうりゅうここんじゅうにがつのうち やよい
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- huuryuukokonjuunigatsunouchiyayoi
- 史料名Roma2
- Title
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 風流古今十二月ノ内 弥生
- 絵師・著者名
- 歌川豊国三代
- 絵師・著作者名よみ
- くにさだ (こうちょうろう くにさだ/うたがわ くにさだ/3だい うたがわ とよくに)
- Creator
- 管理No.
- 00001126
- 管理No.枝番号
- 000
- 落款等備考
- 板元・製作者
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 制作年西暦
- 1830-1844
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- 大判3枚続
- 印章の有無
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 木版浮世絵
- 種別2
- 錦絵
- 種別3
- 内容1
- 内容2
- 内容3
- テーマ
- 五節供のうち、弥生三月の雛祭である。上巳の節供とか桃の節供ともいい、雛壇に雛人形や調度品を飾り、白酒・菱餅・桃の花などを供えて、女子の成長・幸福を願った。この図は江戸後期になった天保時代の裕福な家庭での雛祭で、四段飾りの置かれた座敷で、女性たちが集い楽しむ様子が描かれている。
- 具体物
- 左に緋毛氈を敷いた雛壇があり、上段の内裏雛は飾られた満開の桃で隠れている。その下には五人囃子、さらに菱餅や調度品が供えてある。三方に載せた一対のお神酒徳利には、剣をかたどったお神酒口を刺してある。左手には、幼児を負ぶった子守娘がいる。画面中央には目隠しされた子がおり、前に膳が置かれ、白酒も用意されている。目隠しが取れると、大好きなご馳走が目の前に並んでいるのだ。左からは振袖の姉娘が膳を二脚持って運んでおり、右には立ち雛(紙雛)を持った子や赤子を抱いた子がいる。背後の庭は櫻が咲きそろい、池ではおしどりが泳いでいる。雛壇に飾られた三方や高坏、座敷に運ばれた膳など見事な蒔絵で、歌川派が用いた丸い年玉印の文様が施されている。
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- 位置づけ
- 江戸後期の豪華になった雛祭の様子をよく表現している。江戸初期には敷物の上に雛人形を飾ったが、次第に段飾りとなり、江戸後期には四段・五段も登場した。旧暦の三月三日は、江戸では櫻もほころぶ時期であり、さらに大潮で潮干狩も始り、雛祭のご馳走には蛤がつきものであった。
- 讃・画中文字
- 自由記入欄
- 史料分類
- 絵画