歌川 周重
新版 春遊子宝双六
明治12年 (1879)
資料名1
新版 春遊子宝双六
史料名1よみ
しんぱんはるあそびこだからすごろく
史料名Roma1
shinpanharuasobikodakarasugoroku
絵師・著者名
歌川 周重
Creator
落款等備考
板元・製作者
小林鉄次郎
制作年和暦
明治12年
制作年西暦
1879
書誌解題
資料名1
新版 春遊子宝双六
資料名2
史料名1よみ
しんぱんはるあそびこだからすごろく
史料名2よみ
史料名Roma1
shinpanharuasobikodakarasugoroku
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
新版 春遊子宝双六
絵師・著者名
歌川 周重
絵師・著作者名よみ
ちかしげ    (うたがわ ちかしげ)
Creator
管理No.
00001135
管理No.枝番号
落款等備考
板元・製作者
小林鉄次郎
彫摺師
制作年和暦
明治12年
制作年西暦
1879
制作年月
書誌解題
判型・形態
その他
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
おもちゃ絵
内容2
ゲーム
内容3
双六
テーマ
「子宝遊戯双六」(537)をまねたもので、遊びは半分ほど入れ替えてあるが
枡目の数も、画面の構成もほぼ同一で、テーマも同じく当時の東京の遊びで
ある。明治らしい遊びでは「ぶらんこ」が登場している。「ふり出し」の火消しは
見立てとの説もある(加藤康子)が、ごっご遊びであろう。「角兵衛獅子」は
子どもが行う大道芸である。
具体物
「ふり出し」は火消しごっご、「上り」は大黒さまの福引き。新しく登場したのは
「お山の大将」「竹馬」「いたちごっご」(二人で「いたちごっご・・・」と歌いながら
相手の手の甲をつねる)、「ぶらんこ」「ままごと」「おこんさん」(「お山のお山の
おこんさ」と歌いながらの鬼遊び)、「めんめ目くら」(目隠し遊び)「馬か牛か」
(草履きんじょに同じ)、「行れつ」(大名行列ごっこ)、「十六むさし」(盤ゲーム)
「お茶ぼうず」(名当て)、「猫じゃらし」、「ぼんぼん」(盆歌をうたい歩く)
「一ツぼし」(一番星の歌)、「かくべえじし」、「羽ねつき」「せんぞや万ぞう」
(幼児のあやし歌)である。「しやんしやんぎり」は「ちやんちやんぎや」に同じ。
Comments
位置づけ
明治12年頃の子ども遊びを示した資料。
讃・画中文字
ふり出し→お山の大せう→竹むま→いいたちごっご→ぶらんこ→ままごと→
おにごっこ→おこんさん→こまあて→めんめ目くら→いもむし→たこあげ→
馬かうしか→行れつ→十六むさし→お茶ぼうず→おてだま→しほやかめや→
猫じやらし→ひいらいたひいらいた→かァごめかァごめ→ぼんぼん→
一ツぼし→かくべえじし→手まり→むかふのおばさん→羽ねつき→
せんぞや万ぞう→しやんしやんぎり→こをとろこをとろ→「上り」

部分的に枡目に歌・せりふが入っているがこのコピーでは判読できない

(中城正堯氏子供あそびいくさまなび
*台詞。右端より順に
「こうおしでしたから、もふしかねぞ。さぁ、かくごしろ」
「さぁ、長さまがあいてだぞ」
「たれだとおもふ、みんながしつてゐるあいさまだ」
「てつほうつくめだと、なんとかなうまい、どうだ  た」
「さぁ、此庄吉さんがあいてだ、かたつはじから、かくごしろ」
*手本の表紙の言葉。右上より順に(判読可能なもののみ)
(中城正堯氏翻刻)
自由記入欄
遊び方=回り双六
史料分類
絵画