鳥居 清長
戯童十二気候 七月
安永末頃 (1778-1781)
資料名1
戯童十二気候 七月
史料名1よみ
ぎどうじゅうにきこう しちがつ
史料名Roma1
gidoujuunikikoushichigatsu
絵師・著者名
鳥居 清長
Creator
落款等備考
清長画
板元・製作者
西村屋与八
制作年和暦
安永末頃
制作年西暦
1778-1781
書誌解題
資料名1
戯童十二気候 七月
資料名2
史料名1よみ
ぎどうじゅうにきこう しちがつ
史料名2よみ
史料名Roma1
gidoujuunikikoushichigatsu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
戯童十二気候
絵師・著者名
鳥居 清長
絵師・著作者名よみ
きよなが  (とりい きよなが)
Creator
管理No.
00001149
管理No.枝番号
落款等備考
清長画
板元・製作者
西村屋与八
彫摺師
制作年和暦
安永末頃
制作年西暦
1778-1781
制作年月
書誌解題
判型・形態
中判
印章の有無
板元
印章内容
複製フラグ
種別1
木版錦絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
内容2
内容3
テーマ
一年間各月ごとの景物・行事に即し、子どもの遊びを描いた揃物の七月である。旧暦の七月は初秋で、十五日を中心に先祖の霊を迎えて祀り、そして送る精霊祭(お盆)があり、そのために様々な盆灯籠が用意された。本図は、お盆の回り灯籠を楽しむ子どもたちである。
具体物
座敷の左手に足のついた台を置き、回り灯籠を乗せてある。回り灯籠は、底の燈火に火をともすと、上昇気流によって上部の羽根とともに人物や動物をかたどってある内枠が回り、外枠に次々と映し出される仕掛けであった。この回り灯籠は、正面に二階建て家屋がしつらえてあり、格子の内側に人物が現われては消えていった。灯籠を囲む四人の内、手前二人は男子で、一人は赤い腹かけに唐子髷の幼児である。後ろの少女は銀杏髷で袖口はささげで結んである。周囲には、団扇やおもちゃの提灯があり、これらに人気役者・市川團十郎の三升紋なども見られる。右上には、虫籠もつるされている。左手には、庭の秋草も見えている。
Comments
位置づけ
清長は八頭身美人を描く以前に、子ども絵も多数手がけているが、これはその代表作の一つである。回り灯籠の仕掛けの細部から、当時の子どもの風俗まで、よくとらえている。
讃・画中文字
自由記入欄
この揃物の四月・灌仏会も公文所蔵。
史料分類
絵画