哥麿(喜多川 歌麿)
風流子宝合 大がらくり
享和2年頃 (1802)
資料名1
風流子宝合 大がらくり
史料名1よみ
ふうりゅうこだからあわせ 
史料名Roma1
fuury□kodakaraawase
絵師・著者名
哥麿(喜多川 歌麿)
Creator
落款等備考
哥麿筆
板元・製作者
和泉屋市兵衛
制作年和暦
享和2年頃
制作年西暦
1802
書誌解題
資料名1
風流子宝合 大がらくり
資料名2
史料名1よみ
ふうりゅうこだからあわせ 
史料名2よみ
おおからくり
史料名Roma1
fuury□kodakaraawase
史料名Roma2
□karakuri
Title
Treasured Children: A Magic Box
Alternative title
シリーズ名・代表明細
風流子宝合
絵師・著者名
哥麿(喜多川 歌麿)
絵師・著作者名よみ
うたまろ   (きたがわ うたまろ)
Creator
管理No.
00001154
管理No.枝番号
落款等備考
哥麿筆
板元・製作者
和泉屋市兵衛
彫摺師
制作年和暦
享和2年頃
制作年西暦
1802
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
人物画 子ども絵
内容2
美人画 遊戯画
内容3
のぞきからくり 美人 子ども(男子 少年)
テーマ
歌麿による母子絵の揃物で、母ないしは姉と子ども(弟)を組み合わせた子宝絵である。この作品以外には、本を読む母のひざで眠る子、針箱にもたれて寝る母と水盤をひっくり返す子、母の三味線に合わせて三番叟を舞う子(公文蔵)などが知られる。
具体物
歌麿の子宝をテーマにした揃物の一つである。姉娘が弟二人に、碁盤の上に据えた「大からくり」を見せている。
 これは「のぞきからくり」で、箱の前面にいくつかののぞき穴があり、内部の絵を見て楽しむが、その絵がひもを引くと早変わりする仕掛けだ。芝居絵など、五、六場面が入っており、姉が語りながら操っている。箱の正面には両国橋界隈の芝居小屋が、看板風に描かれている。
 前髪のみ伸ばした弟は三、四歳くらいで、まっすぐ成長することを願った竹林文様の着物の腰には、お守りの入った赤い巾着を着けている。兄は中剃りをして小さな髷を結っており、七、八歳だ。姉は裾模様が千鳥の振袖を着ており嫁入りも近い年頃のようだ。
 歌麿のこの揃物には、他に「本を読む母の膝で眠る子」「針箱にもたれて寝る母と水盤をひっくりかえす子」「母の三味線で三番叟を踊る子」などがある。
Comments
位置づけ
美人画で知られる歌麿の子宝絵揃物では、最もすぐれており、母子の日常生活をよく描いている。歌麿の子宝絵揃物には、晩年作の「子宝譬の節」がある。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画