
紙鴟登天上双六:紙鴟登天上雙六
嘉永頃
- 資料名1
- 紙鴟登天上双六:紙鴟登天上雙六
- 史料名1よみ
- いかのぼりてんじょうすごろく
- 史料名Roma1
- ikanoboritenjousugoroku
- 絵師・著者名
- 歌川 芳藤
- Creator
- 落款等備考
- 板元・製作者
- 制作年和暦
- 嘉永頃
- 制作年西暦
- 書誌解題
- 資料名1
- 紙鴟登天上双六:紙鴟登天上雙六
- 資料名2
- 史料名1よみ
- いかのぼりてんじょうすごろく
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- ikanoboritenjousugoroku
- 史料名Roma2
- Title
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 紙鴟登天上双六
- 絵師・著者名
- 歌川 芳藤
- 絵師・著作者名よみ
- ウタガワ ヨシフジ
- Creator
- 管理No.
- 00001199
- 管理No.枝番号
- 落款等備考
- 板元・製作者
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 嘉永頃
- 制作年西暦
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- その他
- 印章の有無
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 木版浮世絵
- 種別2
- 錦絵
- 種別3
- ゲーム
- 内容1
- おもちゃ絵
- 内容2
- ゲーム絵
- 内容3
- 双六
- テーマ
- 題名に紙鴟登(いかのぼり)とあるが、鴟は鳶と同じで凧はとびが空高く飛ぶことを模して紙で作られたので、この字を当てたという。「守貞漫稿」には「京坂にてはいかのぼり、江戸はたこといい、宅縄を垂す形ち烏賊及び鮹に似たる故」とある。まだ寒い正月に、空に向かって凧揚げをするのは健康によいとされたことや往来で「高位の君達の御通行を妨げることあれども、御用捨下さる」ことから男子最大の正月遊びであった。その凧のデザインを集めた、凧づくしの双六である。
- 具体物
- 遊び方は飛び双六「此所ふり出し」では、七人の子どもが凧揚げをしており、門松が正月であることを示している。その右は糸が切れ見失った凧を見上げる子ども、左は梅の枝に引掛った凧。「上り」は天界の雲上で凧を揚げる殿様・奥方と奥女中たち。その右は、お年玉として凧を持参する人物、左は凧揚げによい風を送る春風。二段目から五段目までは、24種の凧が紹介されている。凧は絵凧、字凧に分けられるが、ここには絵凧、それも面白い変形凧が数多く登場している。正月らしいおめでたい絵柄が多く、なかには行灯凧のような立体凧や凧糸を登る紙の「さる」が見られる。
- Comments
- 位置づけ
- 凧揚げは健康によいとして奨励され、少しぐらい年始の邪魔になっても許されたので、男子の正月遊びとしても最も人気があった。それだけに工夫をこらしたさまざまな凧が作られたが、この双六は江戸の凧文化の豊かさをみごとに示している。
- 讃・画中文字
- 紙鴟登天上雙六*最上段右から最下段左へ向かって順に項目のみ翻字。御年玉上り(万亭応賀作)春風大黒凧二見の浦三番叟鳶凧義経福輔□格子烏凧龍の字金太郎扇凧羅生門奴凧辨慶仕事司行燈凧達磨烏賊凧雲龍蛸入道さる鯰凧たぬきちぎれ凧ぶる??此所ふりだし一鵬斎藤芳画 辻岡屋文助梓引掛(小泉吉永氏翻刻)
- 自由記入欄
- 遊び方=飛び双六絵師はおもちゃ絵で知られる歌川芳藤、文章は万亭応賀(どんな人物か未詳)。
- 史料分類
- 絵画