一勇斎 國芳(歌川 国芳)
主馬佐酒田公時 靱眉尉碓井貞光 瀧口内舎人源次綱
文久元年 (1861)
資料名1
主馬佐酒田公時 靱眉尉碓井貞光 瀧口内舎人源次綱
史料名1よみ
さかたの きんとき
史料名Roma1
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
Creator
落款等備考
一勇斎 國芳画
板元・製作者
山口屋
制作年和暦
文久元年
制作年西暦
1861
書誌解題
資料名1
主馬佐酒田公時 靱眉尉碓井貞光 瀧口内舎人源次綱
資料名2
史料名1よみ
さかたの きんとき
史料名2よみ
史料名Roma1
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
酒田公時・碓井貞光・源次綱:坂田金時
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
絵師・著作者名よみ
くによし  (いちゆうさい くによし/うたがわ くによし)
Creator
管理No.
00001200
管理No.枝番号
000
落款等備考
一勇斎 國芳画
板元・製作者
山口屋
彫摺師
制作年和暦
文久元年
制作年西暦
1861
制作年月
文久元年1月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
年月改 版元
印章内容
酉正改
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
物語絵
内容2
伝説 妖怪 英雄豪傑
内容3
四天王 妖怪 碁盤
テーマ
平安時代の武将・源頼光と家臣の四天王による武勇伝の一つ、土蜘蛛退治の物語である。源頼光が病で伏せり、四天王が宿直の場で囲碁をしていると、葛城山の土蜘蛛が妖怪となって現われるが、家臣たちは全く動じない
具体物
中央の碁盤を囲んで、右の主馬佐坂田公時と左の瀧口内舎人(とねり)源次綱(渡辺綱)とが対局しており、靱負尉(ゆぎえのじょう)碓井貞光が観戦している。いずれも勇将らしい顔つきで、盤上の勝負に集中している。そこに現われたのは土蜘蛛の化けた妖怪で、左からはろくろ首だが、源次綱はその頭を左手でおさえ、右手で碁石をつかんでいる。右から出て来たお茶くみ禿は、坂田公時に上顎をつかまれて驚愕し、茶碗を落としている。碓井貞光の背後には青入道が忍び寄っているが、全く気にしていない。国芳は、公時の厳めしい顔、筋骨隆々とした肉体、そして三者それぞれの美しい衣装を闇夜に浮き立たせ、画面からはみ出さんばかりの構図で、迫力ある場面に仕上げている。
Comments
位置づけ
武者絵で知られる国芳らしい見事な武者妖怪図である。源頼光も、四天王の卜部季武も登場させず、三人をアップで扱い、緊張感あるなかにも妖怪のおかしみも表現している。江戸の子どもたちも妖怪は大好きで、これらは子どもにも人気があったと思われる。同じ画題で「源頼光公館土蜘作妖怪図」もあるが、これは風刺絵であった。本作の改印は文久元年であるが、落款から作画は天保中期とされる。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画