(喜多川 歌麿:二代)
金太郎
文政頃 (1818-1830)
資料名1
金太郎
史料名1よみ
きんたろう
史料名Roma1
kintarou
絵師・著者名
(喜多川 歌麿:二代)
Creator
落款等備考
板元・製作者
制作年和暦
文政頃
制作年西暦
1818-1830
書誌解題
資料名1
金太郎
資料名2
史料名1よみ
きんたろう
史料名2よみ
史料名Roma1
kintarou
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
金太郎
絵師・著者名
(喜多川 歌麿:二代)
絵師・著作者名よみ
2だい うたまろ  (2だい きたがわ うたまろ)
Creator
管理No.
00001210
管理No.枝番号
落款等備考
板元・製作者
彫摺師
制作年和暦
文政頃
制作年西暦
1818-1830
制作年月
書誌解題
判型・形態
中判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
紅摺絵
種別3
疱瘡絵
内容1
子ども絵
内容2
疱瘡絵
内容3
金太郎
テーマ
金太郎の疱瘡絵である。江戸時代には伝染病の予防法も治療法もなく、疱瘡(天然痘)にかかった際には、軽く済むよう護符に頼らざるを得なかった。そのために制作された浮世絵が疱瘡絵で、力持ちの金太郎や桃太郎、八丈島で疱瘡退治をしたとされる源為朝、それに中国伝来の鍾馗・達磨などが好まれ、疫病神退治に効果があるとされた赤色で摺られた。
具体物
巨大なまさかりを手にした腹かけ姿の金太郎が座り、前には裃姿の猪が、かしこまって背をかがめ、供え物を差し出している。裃の背には、龍の文様がある。丸々と太って大力のありそうな金太郎の側の三方には、正月飾り同様に、裏白や譲り葉の上に、小松をさした橙を載せてある。赤の濃淡二色で摺ったものだ。
Comments
位置づけ
二代歌麿による疱瘡絵の典型的な作品であり、力強い金太郎を描いている。二代歌麿は、文化四年頃から文政初期までが作画期とされるが、この前後の疱瘡流行年に疱瘡絵は多数刊行された。嘉永2年に種痘が導入されたが、しばらくは疱瘡絵も好まれた。絵柄では人物の他に、疱瘡が軽く済むように願って、軽い張子の犬やすすきのみみずくなども登場した。同様の伝染病に痲疹もあり、痲疹予防・治療の呪いを願った痲疹絵も多数売り出された。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画