一猛斎 芳虎(歌川 芳虎)
稚遊四季之内 春
天保頃 (1830-1844)
資料名1
稚遊四季之内 春
史料名1よみ
おさなあそびしきのうち はる
史料名Roma1
osanaasobishikinouchiharu
絵師・著者名
一猛斎 芳虎(歌川 芳虎)
Creator
落款等備考
一猛斎 芳虎画
板元・製作者
(上金)
制作年和暦
天保頃
制作年西暦
1830-1844
書誌解題
資料名1
稚遊四季之内 春
資料名2
史料名1よみ
おさなあそびしきのうち はる
史料名2よみ
史料名Roma1
osanaasobishikinouchiharu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
稚遊四季之内
絵師・著者名
一猛斎 芳虎(歌川 芳虎)
絵師・著作者名よみ
よしとら   (いちもうさい よしとら/うたがわ よしとら)
Creator
管理No.
00001279
管理No.枝番号
落款等備考
一猛斎 芳虎画
板元・製作者
(上金)
彫摺師
制作年和暦
天保頃
制作年西暦
1830-1844
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
版元
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
遊戯絵
内容3
凧 少年 少女
テーマ
春夏秋冬の子ども遊びを描いた4枚揃の春であり、正月遊びのたこ揚げ風景である。
具体物
左右二人の男子が持つ大きなたこは字だこで「龍」の字が書いてある。右の子は法被に脚半で寒さを防いでいる。中央、手前の子が持つのは、形は「奴だこ」だが絵は桃太郎になっている。この子は、綿入りの着物に亀の甲半天を重ね、足には足袋をはき、防寒着で身を固めている。さらに、亀の甲半天は、魔除けの赤色に福を呼ぶ福良雀を白く染め抜き、背守りとして「結び文」をつけてある。母は子どもが風邪などひかぬよう、防寒着を着せるだけでなく、まじないもしっかりしている。また、桃太郎のように育つ願いも込められている。画面上部には、梅の枝。
Comments
位置づけ
正月にたこ揚げを楽しむ子どもたちが、めでたい「籠」や「桃太郎」のたこが好まれたこと、防寒着がよく工夫されていたこと、さらに招福除災のまじないが行われていたことまで、よく当時の習俗がうかがえる。
讃・画中文字
自由記入欄
・この揃物の内、公文では「夏」も所蔵。
・時代はもう少し下り、弘化・嘉永の頃の可能性もある。
・手前の子どもの男女は、着物の花柄や赤い鼻緒から少女と思われるが、桃太郎のたこを持っており、断定はむつかしい。
史料分類
絵画