子宝遊：子寶遊
天保頃（後刷り） （１８３０－１８４４）
- 資料名１
- 子宝遊：子寶遊
- 史料名１よみ
- こだからあそび けんか
- 史料名Roma１
- kodakaraasobikenka
- 絵師・著者名
- 香蝶楼 國貞（歌川 国貞／歌川 豊国：三代）
- Creator
- 落款等備考
- 香蝶楼 國貞画
- 板元・製作者
- 森屋治兵衛
- 制作年和暦
- 天保頃（後刷り）
- 制作年西暦
- １８３０－１８４４
- 書誌解題
- 資料名１
- 子宝遊：子寶遊
- 資料名２
- 史料名１よみ
- こだからあそび けんか
- 史料名２よみ
- 史料名Roma１
- kodakaraasobikenka
- 史料名Roma２
- Title
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 子宝遊
- 絵師・著者名
- 香蝶楼 國貞（歌川 国貞／歌川 豊国：三代）
- 絵師・著作者名よみ
- くにさだ （こうちょうろう くにさだ／うたがわ くにさだ／3だい うたがわ とよくに）
- Creator
- 管理No.
- 00001313
- 管理No.枝番号
- 落款等備考
- 香蝶楼 國貞画
- 板元・製作者
- 森屋治兵衛
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 天保頃（後刷り）
- 制作年西暦
- １８３０－１８４４
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- 大判
- 印章の有無
- 極 版元
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別１
- 木版浮世絵
- 種別２
- 錦絵
- 種別３
- 内容１
- 子ども絵
- 内容２
- 遊戯絵 母子絵
- 内容３
- 母と子（幼児） 育児（おんぶ） 少年 けんか 釣りしのぶ
- テーマ
- 國貞の母子絵を代表する揃物であり、「子宝遊」というシリーズ名を歌川派の年玉印の中に入れてある。公文で所蔵するだけでもこの「けんか」のほか「からくり人形」「雷」「授乳」「髪結い」（いずれも仮題）がある。國貞は化政・天保期の廃類的世相を代表する美人画絵師として最高の人気を得た。しかし、このシリーズはいずれも家庭の日常生活に見られる母子を健全に描いている。
- 具体物
- 夏祭りというのに縁側で兄と妹がけんかの最中、母は幼い弟をおぶったままあわてて止めにはいっている。背中の子は、「御祭礼」の文字がはいったおもちゃの幟を手にけんかをはやしているようだ。白い肌の妹は赤い腹掛けで、前にはままごとのまな板などに、手桶、扇、さらに水鉄砲があり、丼物も置いてある。兄の後ろには、小祠・どびんそして橋上の人物まで配した立派な盆景がある。軒からは夏の風物詩である。鉤忍も下がっている。けんかは、おもちゃの取り合いだろうか。
- Comments
- 位置づけ
- 天保期の家庭での母子の日常生活だが、細部までよく描かれており、子どもを大切に育てる様子が具体的に理解できる。
- 讃・画中文字
- 自由記入欄
- 國貞がこの揃物を手がけた背景には天保１２年に始まる天保の改革の影響も考えられる。なお、國貞は多くの作品が揃物であり、ぼう大な作品を残している。
この作品は、汚れ、破れ、折り目あり、保存状態はよくない。
- 史料分類
- 絵画