よし藤(歌川 芳藤)
往来子供尽
明治三年? (1872)
資料名1
往来子供尽
史料名1よみ
おうらいこどもつくし
史料名Roma1
ouraikodomotsukushi
絵師・著者名
よし藤(歌川 芳藤)
Creator
落款等備考
よし藤画
板元・製作者
制作年和暦
明治三年?
制作年西暦
1872
書誌解題
資料名1
往来子供尽
資料名2
史料名1よみ
おうらいこどもつくし
史料名2よみ
史料名Roma1
ouraikodomotsukushi
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
往来子供尽
絵師・著者名
よし藤(歌川 芳藤)
絵師・著作者名よみ
よしふじ   (うたがわ よしふじ)
Creator
管理No.
00001315
管理No.枝番号
落款等備考
よし藤画
板元・製作者
彫摺師
制作年和暦
明治三年?
制作年西暦
1872
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
年月改 版元
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
おもちゃ絵 子ども絵 風俗画
内容2
物づくし絵 遊戯 やつし
内容3
文明開化 見せ物 乗物(馬車 人力車) ごっこ 少年 少女
テーマ
明治になって間もない頃、東京の路上で見られる子ども風俗をおもちゃ絵にしてある。江戸時代からの屋台や行商人に、新しく登場した馬車や人力車がまじっている。
具体物
上段右より、大かかりな「のぞきからくり」。口上に「ところは本郷二丁目、八百屋のむすめ…」とあり、八百屋お七の物語を二人かかりでやっている。左は天秤棒で振り分け荷として売り歩く「おでん屋」。次の段は、西洋式の二頭馬車で、駅者も洋服姿だ。乗客は「はやくいきますねへ」とか、「すこしもいたぶれませんねへ」といい、子守娘が「あれはば車とゆうものさ」と説明している。上から三段目は、人力ぐるま、押し車、それに風車の行商人。下段は相撲の触れ太鼓と追いかける小僧、そして飴売りの大道芸人である。芸人の三味線、太鼓にあわせて、台上のからくり人形が鉦をたたき、子どもを集めて飴を売る。
Comments
位置づけ
明治初年の東京の路上風俗、子ども風俗がうかがえる。
讃・画中文字
自由記入欄
鉄道や洋風建築、洋服人物など文明開化の様相を描いた錦絵を「開化絵」と呼ぶ。これは、新風俗は馬車、人力車くらいで、開化絵と呼ぶほどのものでない。
人物は、本来、大人が登場すべき場面も子ども姿に置きかえてある。
史料分類
絵画