渓斎 英泉
子宝合:子寶合
文化・文政 (1804-1830)
資料名1
子宝合:子寶合
史料名1よみ
こだからあわせ
史料名Roma1
kodakaraawase
絵師・著者名
渓斎 英泉
Creator
落款等備考
英泉筆
板元・製作者
越後屋長八(越長)
制作年和暦
文化・文政
制作年西暦
1804-1830
書誌解題
資料名1
子宝合:子寶合
資料名2
史料名1よみ
こだからあわせ
史料名2よみ
史料名Roma1
kodakaraawase
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
子宝合
絵師・著者名
渓斎 英泉
絵師・著作者名よみ
えいせん  (けいさい えいせん)
Creator
管理No.
00001326
管理No.枝番号
落款等備考
英泉筆
板元・製作者
越後屋長八(越長)
彫摺師
制作年和暦
文化・文政
制作年西暦
1804-1830
制作年月
書誌解題
判型・形態
その他
印章の有無
極 版元
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
子ども見立て絵 [やつし]
内容3
福神 弁天 [福禄寿] 守袋 少年 少女
テーマ
江戸時代には平和が続く中で家の継続が重要となり、子どもが大切にされ、神から授かった宝物と考える子宝思想が庶民にも普及した。このような考えから、浮世絵にも様々な「子宝絵」が登場した。この作品は、男女の子どもをめでたい福神二体に見立てて描いてある。
具体物
手前の男児は頭に赤い日の丸を染め抜いた烏帽子をかぶっており、能や歌舞伎のめでたい翁・三番叟である。丸々した体つきで、波千鳥と七宝つなぎの着物を着て、腰には長寿の象徴である蓑亀をかたどった巾着を付けている。蓑亀とは、長生きをしたために尾に海草がついて蓑のようになった亀である。後ろの女児は髪に花簪をさし、麻の葉鹿の子文様の着物を着て、手には三味線を持っており、弁財天(弁才天)であろう。弁財天は七福神の一人でもあり、芸能・学問・福徳の神とされた。
Comments
位置づけ
子ども見立の福神絵であり、子宝絵である。子どもを七福神に見立てた作品には英山に7枚揃の「子供遊七福人」(公文蔵)などがあるものの、この作品のように男女の福神二体を選んで組み合わせた子宝絵は珍しい。子宝絵の多くは、母子や子どもの日常生活から題材を取っている。歌麿の「風流子宝合」シリーズには「三番叟」(公文蔵)の場面があるが、見立絵ではなく家庭での母子による踊り「三番叟」の稽古場面である。子宝絵の人気の高まりとともに、見立にも工夫が凝らされたことがうかがえる。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画