一勇斎 國芳(歌川 国芳)
頼光大江山帰陣の図
嘉永5年 (1852)
資料名1
頼光大江山帰陣の図
史料名1よみ
らいこうおおえやまきじんのず
史料名Roma1
raikouooeyamakijinnozu
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
Creator
落款等備考
一勇斎 國芳画
板元・製作者
山口屋
制作年和暦
嘉永5年
制作年西暦
1852
書誌解題
資料名1
頼光大江山帰陣の図
資料名2
史料名1よみ
らいこうおおえやまきじんのず
史料名2よみ
史料名Roma1
raikouooeyamakijinnozu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
頼光大江山帰陣の図
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
絵師・著作者名よみ
くによし   (いちゆうさい くによし/うたがわ くによし)
Creator
管理No.
00001331
管理No.枝番号
000
落款等備考
一勇斎 國芳画
板元・製作者
山口屋
彫摺師
制作年和暦
嘉永5年
制作年西暦
1852
制作年月
嘉永5年4月
書誌解題
判型・形態
大判3枚続
印章の有無
名主2 年月 版元
印章内容
名主:村田 衣笠 年月:子四
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
物語絵
内容2
武者絵 英雄豪傑
内容3
大江山 頼光 帰陣
テーマ
能「大江山」や御伽草子「酒呑童子」で知られる、源頼光と渡辺綱、坂田金時など四天王による大江山の鬼退治の物語絵で、本図は鬼の首をかついでの京への凱旋の場面である。
具体物
左面の中央に巨大な鬼の首がかつがれており、歯をむき出した恐ろしい表情をしている。手前には牛車があり、上部では公家が座して迎えている。中央の画面では、馬上の源頼光と、よろい姿の従者が歩み、右面では平井保昌と四天王たちが馬に乗り弓矢を持って続く。画面の上下(道の両側)には、市女笠(いちめがさ)をかぶった壷装束の女性をはじめ、都の人々が見物に集まっている。
Comments
位置づけ
子どもにも人気のあった「大江山鬼退治」の凱旋場面で、武者絵を得意とした国芳の作品。
讃・画中文字
自由記入欄
同じ国芳の大江山で「大江山酒呑童子」を公文で所蔵。
黒田日出男氏によると、
「よく見ると、源頼光と四天王や見物人たちの姿は、いかにも古めかしく描こうとしているが、鬼の首を担いでいる者たちの服装や恰好は江戸時代であり、首の担ぎかたも神輿を担いでいるような描きかたとなっている。これを見た江戸の人々は、天下祭りに登場した大江山の鬼の首を思い浮かべたのであろう。」
(「遊びや遊べ!子ども浮世絵展」図録より)
史料分類
絵画