豊國(歌川 豊国:三代)
今様見立士農工商 商人
安政4年 (1857)
資料名1
今様見立士農工商 商人
史料名1よみ
いまようみたてしのうこうしょうしょうにん
史料名Roma1
imayoumitateshinoukoushoushounin
絵師・著者名
豊國(歌川 豊国:三代)
Creator
落款等備考
豊國画
板元・製作者
魚屋 栄吉
制作年和暦
安政4年
制作年西暦
1857
書誌解題
資料名1
今様見立士農工商 商人
資料名2
史料名1よみ
いまようみたてしのうこうしょうしょうにん
史料名2よみ
史料名Roma1
imayoumitateshinoukoushoushounin
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
今様見立士農工商 商人
絵師・著者名
豊國(歌川 豊国:三代)
絵師・著作者名よみ
3だい とよくに (3だい うたがわ とよくに)
Creator
管理No.
00001374
管理No.枝番号
000
落款等備考
豊國画
板元・製作者
魚屋 栄吉
彫摺師
制作年和暦
安政4年
制作年西暦
1857
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判3枚続
印章の有無
年月 改 版元 彫
印章内容
巳八
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
風俗画 人物画
内容2
日常生活 美人絵 母子絵 士農工商
内容3
商(絵草紙屋) 女性 少女
テーマ
「今様見立士農工商」の四枚揃の商人である。士農工商を美人見立てで描いてあるが、工は錦絵の版元での制作風景、商は絵草紙店の店頭であり、浮世絵の制作・販売がよく描かれている。
東錦絵の大きなのれんが下がった版元「魚栄」(江戸下谷新黒門町)の店先だ。
具体物
店頭にはさまざまな浮世絵が展示され、中央には工房から届いたばかりなのか、風呂敷包みから板ではさんだ浮世絵が見え、その後ろには草双紙の束もある。
晴れ着の娘が手にしているのは役者絵で、女性たちには人気役者の絵がなにより好まれた。右の母におんぶされた子は、筒状にまいた浮世絵を握りしめており、おそらくおもちゃ絵だろう。こうして絵草紙屋には、美人画好みの男たちだけでなく、女子どもも話題の新作を求めてやってきたし、旅人も江戸で評判の東錦絵を土産にするために立ち寄ったのだ。
Comments
位置づけ
絵草紙店の様子、特に女性や子どもも浮世絵を購入していたことがよくうかがえる。
讃・画中文字
自由記入欄
店頭ののれんに大きく「東錦絵」と書かれているが、明和期に鈴木春信が多色摺木版画を出版した頃から「錦絵」とか「東錦絵」と呼ばれ、江戸の名物であった。
史料分類
絵画