哥麿(喜多川 歌麿)
風流子宝合(三番叟)
享和2年 (1802)
資料名1
風流子宝合(三番叟)
史料名1よみ
ふうりゅう こだからあわせ さんばそう
史料名Roma1
huuryuukodakaraawasesanbasou
絵師・著者名
哥麿(喜多川 歌麿)
Creator
落款等備考
哥麿筆
板元・製作者
和泉屋市兵衛(泉市)
制作年和暦
享和2年
制作年西暦
1802
書誌解題
資料名1
風流子宝合(三番叟)
資料名2
史料名1よみ
ふうりゅう こだからあわせ さんばそう
史料名2よみ
史料名Roma1
huuryuukodakaraawasesanbasou
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
風流子宝合
絵師・著者名
哥麿(喜多川 歌麿)
絵師・著作者名よみ
うたまろ   (きたがわ うたまろ)
Creator
管理No.
00001386
管理No.枝番号
落款等備考
哥麿筆
板元・製作者
和泉屋市兵衛(泉市)
彫摺師
制作年和暦
享和2年
制作年西暦
1802
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
母子絵 見立て絵
内容3
母と子(幼児 少年) 楽器(三味線 太鼓) 三番叟
テーマ
歌麿の子宝をテーマにした揃物の一枚で、いずれも母や姉と子どもの日常生活が
描かれている。本図は、正月に縁起物の三番叟を楽しむ母と兄弟である。
具体物
美しい母が三味線をつまびき、幼い弟が兄の手ほどきで三番叟を踊っている。
弟は日の丸を描いた剣烏帽子をかぶり、神鈴と扇を手に懸命に踊っている。
兄はひざをついて、弟をかかえるようにしながら手を取って教えており、母が
やさしく兄弟の動きを見つめて音を合わせている。前に太鼓とチャッパがある。
背後の屏風も正月らしい梅に鴬である。なお、三番叟はお祝いの演目であり
「寿世嗣三番叟」「子宝三番叟」なども生まれた。
Comments
位置づけ
子宝を中心とする母子絵の揃物だが、四季の日常生活をたくみに描いており
本品は正月のめでたい三番叟である。公文では同一シリーズの(大からくり)
を所蔵している。
讃・画中文字
自由記入欄
「三番叟」は、本来能や歌舞伎の演目であるが、浮世絵には演者を女性や子どもに
見立てた見立絵も、春信の「子供三番叟」など多い。
しかし、本図は正月の家庭で三番叟を楽しむ情景で、見立絵ではない。
チャッパは歌舞伎で使う銅製の楽器で、本来は宮神楽などに使う。
史料分類
絵画