
百人一首之内 猿丸大夫
天保頃
- 資料名1
- 百人一首之内 猿丸大夫
- 史料名1よみ
- ひゃくにんいっしゅのうち さるまるだゆう
- 史料名Roma1
- hyakuninisshunouchisarumarudayuu
- 絵師・著者名
- 一勇斎 國芳(歌川 国芳)
- Creator
- 落款等備考
- 一勇斎 國芳
- 板元・製作者
- エヒ子
- 制作年和暦
- 天保頃
- 制作年西暦
- 書誌解題
- 資料名1
- 百人一首之内 猿丸大夫
- 資料名2
- 史料名1よみ
- ひゃくにんいっしゅのうち さるまるだゆう
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- hyakuninisshunouchisarumarudayuu
- 史料名Roma2
- Title
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 百人一首之内
- 絵師・著者名
- 一勇斎 國芳(歌川 国芳)
- 絵師・著作者名よみ
- くによし (ちゆうさい くによし/うたがわ くによし)
- Creator
- 管理No.
- 00001419
- 管理No.枝番号
- 003
- 落款等備考
- 一勇斎 國芳
- 板元・製作者
- エヒ子
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 天保頃
- 制作年西暦
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- 大判
- 印章の有無
- 版元
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 木版浮世絵
- 種別2
- 錦絵
- 種別3
- 内容1
- 風俗画 人物画 子ども絵
- 内容2
- 母子絵
- 内容3
- 和歌(猿丸太夫) 母と子(少年 幼児) おんぶ
- テーマ
- 江戸時代に百人一首は版本、かるた、浮世絵となって広く流布し、人々に愛好された。浮世絵師による百人一首の絵ときは、北斎、豊国三代なども行っているが、これは邦芳による百枚揃で、作者、歌、歌意を記し、本画で絵ときをしている。
- 具体物
- 歌は「奥山に散り敷いたもみじを踏み分けて、妻を恋うて鳴く鹿の声を聞く時、秋の悲しさはひとしお身にしみることだ」の意。本来この歌は「よみ人しらず」とされていたが、定家は百人一首にどうしてもこの歌を入れたく、猿丸太夫にしたという。本絵は秋も深まり、稲刈も終わった刈田の広がる水田で、くわを洗う子と赤ん坊を背負った母である。背後の山も、柿も紅く色づいている。鹿のなき声を聞きながら、この親子は父のことを思っているのだろうか。寂寥感ただよう画面である。
- Comments
- 位置づけ
- 百人一首が庶民にも愛好され、その歌意の理解に浮世絵も一役買っていたことがうかがえる。
- 讃・画中文字
- 百人一首之内 猿丸太夫
奥山にもみぢふみわけなく鹿の
こえきく時ぞ秋はかなしき
古今集秋の部によみ人しらずと入れたりさて
歌のこころはすべて秋は物のかなしき時節
なるにわきておく山に鹿のなきわたる聲を
ききては何となく物さびしくかなしさのまさり
なればこの情を感じてかくは詠けるなり
(翻刻内山)
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- 史料分類
- 絵画