一勇斎 國芳(歌川 国芳)
山海愛度図会 乳がのみたい 三河生海鼠
嘉永5年 (1852)
資料名1
山海愛度図会 乳がのみたい 三河生海鼠
史料名1よみ
さんかいめでたいずえ ちちがのみたい 
史料名Roma1
sankaimedetaizuechichiganomitai
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
Creator
落款等備考
一勇斎 國芳
板元・製作者
山口藤兵衛
制作年和暦
嘉永5年
制作年西暦
1852
書誌解題
資料名1
山海愛度図会 乳がのみたい 三河生海鼠
資料名2
史料名1よみ
さんかいめでたいずえ ちちがのみたい 
史料名2よみ
史料名Roma1
sankaimedetaizuechichiganomitai
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
山海愛度図会
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
絵師・著作者名よみ
くによし  (ちゆうさい くによし/うたがわ くによし)
Creator
管理No.
00001420
管理No.枝番号
落款等備考
一勇斎 國芳
板元・製作者
山口藤兵衛
彫摺師
制作年和暦
嘉永5年
制作年西暦
1852
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
名主2 年月 版元
印章内容
名主:[村田] [衣笠] 年月:子八
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵 人物画
内容2
母子絵 美人絵
内容3
母と子(乳児) 三河 ナマコ 
テーマ
「山海愛度図会」は、山や海など日本各地の名産とめでたい美人の大首絵を組み合わせた作品で、全てに「○○したい」という副題をつけてある。こま絵は「山海愛度図会」などから場面をとり、弟子たちに描かせている。三十種ほどの揃い物とされ、名産を入れることで、単なる美人画でない形をとり、規制を避けている。
具体物
このこま絵は国芳の長女とりせに描せており、三河湾のなまこ漁である。本絵は、「乳が呑たい」と副題にあるように、母の胸元にせまる幼な子である。美しい面長の母の髪の乱れや、子どもが頭髪も眉もそった様子をリアルに描き、着物の模様や質感も見事に出している。ただ、こま絵と本絵のつながりはあまり感じられない。
Comments
位置づけ
幼な子と母の日常生活のひとこまがよく表現されている。また、美人画規制に対する対応策が読みとれる。
讃・画中文字
自由記入欄
天保13年に水野忠邦による「天保の改革」が始まり、出版取締令によって役者、遊女、女芸者などの錦絵が禁止され、彩色も七、八度摺りまでに規制された。
史料分類
絵画