一勇斎 國芳(歌川 国芳)
子宝遊
弘化嘉永頃 (1841-1844)
資料名1
子宝遊
史料名1よみ
こだからあそび
史料名Roma1
kodakaraasobi
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
Creator
落款等備考
一勇斎 國芳画
板元・製作者
伊場屋仙三郎
制作年和暦
弘化嘉永頃
制作年西暦
1841-1844
書誌解題
資料名1
子宝遊
資料名2
史料名1よみ
こだからあそび
史料名2よみ
史料名Roma1
kodakaraasobi
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
子宝遊
絵師・著者名
一勇斎 國芳(歌川 国芳)
絵師・著作者名よみ
くによし  (いちゆうさい くによし/うたがわ くによし)
Creator
管理No.
00001448
管理No.枝番号
000
落款等備考
一勇斎 國芳画
板元・製作者
伊場屋仙三郎
彫摺師
制作年和暦
弘化嘉永頃
制作年西暦
1841-1844
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判3枚続
印章の有無
版元
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
子ども絵
内容2
遊戯絵 文字絵
内容3
少年 少女 「寶」の文字
テーマ
山上憶良の歌(万葉集)でも知られるように、日本では古くから子は何物にも代えがたい宝とされた。しかし、子宝思想が一般化するのは、泰平の世が続き、町家・農家を問わず家の継続が重要視された江戸時代である。浮世絵にも「子宝」をテーマとする作品が数多く刊行されたが、これは「子宝遊」と題して子どもたちが「寶」の字を作る「字作り絵」になっている。
具体物
右上に「子宝遊」と題があり、まわりをお多福・当り矢・小判などをつけた餅花で飾ってある。中央では5人の子どもが「寳」の字を組み立てている。寳は寶の異体字で、玉・土器・財貨などを屋根の下にいれ、大切に保存することを示す。右の5人は貝の下部を運んでいるが、貝(子安貝)は宝のことでもある。左の5人の手前2人が天秤棒で王の字を運んでおり、これは本来玉である。尓は缶で、土器を示す。国芳は男女の衣装やポーズにも工夫をこらし、字作りを楽しむかのように描いてある。
Comments
位置づけ
「子宝」をテーマにした浮世絵は数多くあるが、これは「字作り絵」の3枚続あり、またさすが国芳だけに画面構成、子どもたちの描写も面白く、ユニークな子宝絵になっている。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画