歌川 国芳
大願成就有ヶ瀧縞
天保弘化頃
資料名1
大願成就有ヶ瀧縞
史料名1よみ
ダイガンジョウジュアリガタキジマ
史料名Roma1
絵師・著者名
歌川 国芳
Creator
落款等備考
板元・製作者
伊場屋仙三郎
制作年和暦
天保弘化頃
制作年西暦
書誌解題
資料名1
大願成就有ヶ瀧縞
資料名2
史料名1よみ
ダイガンジョウジュアリガタキジマ
史料名2よみ
史料名Roma1
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
絵師・著者名
歌川 国芳
絵師・著作者名よみ
くによし  (ちょうおうろう くによし/うたがわ くによし)
Creator
管理No.
1463
管理No.枝番号
落款等備考
板元・製作者
伊場屋仙三郎
彫摺師
制作年和暦
天保弘化頃
制作年西暦
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
内容2
内容3
テーマ
大願成就 有ケ瀧縞は、美人画のシリーズで10点が知られている。いずれも瀧縞文様の着物をきた美人の半身像を大きく描き、こま絵には瀧にちなんだ故事・伝説を入れてある。さらに、これらに関連した狂歌も記載してある。この図のこま絵は歌舞伎「祇園祭礼信仰記」四段目「金閣寺」の松永大膳が、瀧の前で刀を抜く姿である。狂歌は加茂の屋清記。美人は子と噴水を楽しむ母である。
具体物
美しい母が左手で水袋をにぎって噴水を上げており、ひざの子はそれを欲しがって身を乗り出している。母は右手で子を押し止どめている。母は瀧縞文様の着物で、髪には麦わら細工の蛇をかたどったかんざしを挿している。こま絵は、瀧の前で刀をかざす松永大膳である。「金閣寺」の松永大膳は将軍家(織田信長)を滅ぼし、金閣寺で栄華を極め、美しい雪姫を召し出すが、父の敵(かたき)として斬りかけられる。この物語と作品の母子がどう結びつくかは判然としない。
Comments
位置づけ
このシリーズ10点の中で、本図のみが子どもを登場させている。瀧縞文様やこま絵との関連を抜きにして、母子絵の観点から見ても、国芳らしく母子の日常生活を見事に表現している。噴水遊びも珍しい。
讃・画中文字
加茂の屋 清記
処女子が唄のけいこの松永に
しのぶひたいの不尽の雪姫
自由記入欄
史料分類
絵画