歌川 芳藤
八百屋お七からくり云立文句
明治3年 (1870)
資料名1
八百屋お七からくり云立文句
史料名1よみ
やおやおしち からくりいいたてもんく
史料名Roma1
yaoyaoshichikarakuriiitatemonku
絵師・著者名
歌川 芳藤
Creator
落款等備考
よし藤画
板元・製作者
(文正堂)
制作年和暦
明治3年
制作年西暦
1870
書誌解題
資料名1
八百屋お七からくり云立文句
資料名2
史料名1よみ
やおやおしち からくりいいたてもんく
史料名2よみ
史料名Roma1
yaoyaoshichikarakuriiitatemonku
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
八百屋お七からくり云立文句
絵師・著者名
歌川 芳藤
絵師・著作者名よみ
よしふじ   (うたがわ よしふじ)
Creator
管理No.
00002087
管理No.枝番号
落款等備考
よし藤画
板元・製作者
(文正堂)
彫摺師
制作年和暦
明治3年
制作年西暦
1870
制作年月
明治3年1月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
年月改 版元
印章内容
午正改
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
おもちゃ絵
内容2
[物語こま絵]
内容3
八百屋お七
テーマ
「八百屋お七」の事件は浄瑠璃、歌舞伎になり、お七は恋のヒロインとして話題になった。このおもちゃ絵は、歌舞伎のストーリーにそって調子よく文句を並べ絵をそえたもの。 云立は、口上を弁じ立てることで、ここにはのぞきからくりの口上のように、記述してある。
具体物
1段が9こまで、6段になっており54こまで詳細にストーリーを追っている。
右上から「ヤレ所は本郷二丁目の」「名高き八百屋の久兵衛とて」「普請成就をする間」「むすめお七ももろともに」…と、寺への寄寓とお七・吉三の出会い、恋心からの放火と展開、終わりから5こま以下では「中に立てたる角柱、かわいや」「お七をしばりつけ」「柴よ萱のと積み重ね」「わっと泣いたる一声は無情の」「煙と立ち上がれば…」となっている。
なお、3段目に「わたしゃ十六」とあるが、江戸の法規では十六が成人との境であった。
Comments
位置づけ
江戸時代はさまざまな言葉遊びが楽しまれたが、これは名高い芝居の口上を声高に調子よくまねするための台本だったと思われる。若い娘の恋に死ぬ姿は、多くの共感を得たとされる。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画