歌川 国利
新板 器械体操之図:新板 器械軆操之圖
明治期 (1868-1912)
資料名1
新板 器械体操之図:新板 器械軆操之圖
史料名1よみ
しんぱん きかいたいそうのず
史料名Roma1
shinpankikaitaisounozu
絵師・著者名
歌川 国利
Creator
落款等備考
應好 国利画
板元・製作者
郎兵衛
制作年和暦
明治期
制作年西暦
1868-1912
書誌解題
資料名1
新板 器械体操之図:新板 器械軆操之圖
資料名2
史料名1よみ
しんぱん きかいたいそうのず
史料名2よみ
史料名Roma1
shinpankikaitaisounozu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
新板 器械体操之図
絵師・著者名
歌川 国利
絵師・著作者名よみ
くにとし  (うたがわ くにとし)
Creator
管理No.
00002126
管理No.枝番号
落款等備考
應好 国利画
板元・製作者
郎兵衛
彫摺師
制作年和暦
明治期
制作年西暦
1868-1912
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判
印章の有無
印章内容
明治 年五月 日
複製フラグ
種別1
木版浮世絵
種別2
錦絵
種別3
内容1
おもちゃ絵
内容2
遊戯画
内容3
器械体操 (3分割)
テーマ
題に「器械体操」とあるが、通常の学校に於ける器械体操は木製亜鈴(ダンベル)、棍棒(クラブ)、球竿(バーベル)であった。これは青少年教育のため19世紀にドイツやスウェーデンで考案された器械体操で、軍事教練にも活用された。新体操紹介の錦絵である。
具体物
上図右より、棒高跳、高所への階段登りと飛び降り、木馬、平行棒、石垣登り。
中図右より、梯子、雲梯歩き(片足、倒立、ほふく)、ぶらんこ、吊輪、各種登はん具(ロープ、縄梯子など)、階段、高いぶらんこ、広報運動塔。
下図右より、板壁登り、台座乗り(?)、回転塔、横木けんすい、段違い平行棒。
上図と中図は、紺の上下に帽子でヒゲを生やした指導者がいる。
Comments
位置づけ
明治前期の西洋教育技術の導入に当たり、新教科である体操にも、このような最新器械体操を取り入れようとしたことがうかがえる。これらは、西洋同様、日本でも軍事教練用としても活用されたと思われる。
讃・画中文字
自由記入欄
錦絵の国利は、弘化4年生まれで明治32年没。国貞の門人で明治初年から明治29年ごろまで、名所絵や開化絵を描いた。
史料分類
絵画