
新板廿四孝
(1872)
- 資料名1
- 新板廿四孝
- 史料名1よみ
- しんぱんにじゅうしこう
- 史料名Roma1
- shinpannijuushikou
- 絵師・著者名
- 貞秀 (橋本 貞秀)
- Creator
- 落款等備考
- 板元・製作者
- 制作年和暦
- 制作年西暦
- 1872
- 書誌解題
- 資料名1
- 新板廿四孝
- 資料名2
- 史料名1よみ
- しんぱんにじゅうしこう
- 史料名2よみ
- 史料名Roma1
- shinpannijuushikou
- 史料名Roma2
- Title
- Alternative title
- シリーズ名・代表明細
- 絵師・著者名
- 貞秀 (橋本 貞秀)
- 絵師・著作者名よみ
- さだひで (はしもと さだひで)
- Creator
- 管理No.
- 00003033
- 管理No.枝番号
- 落款等備考
- 板元・製作者
- 彫摺師
- 制作年和暦
- 制作年西暦
- 1872
- 制作年月
- 書誌解題
- 判型・形態
- 印章の有無
- 印章内容
- 複製フラグ
- 種別1
- 種別2
- 種別3
- 内容1
- 内容2
- 内容3
- テーマ
- 「廿四孝」とは、中国から伝わった二十四人の孝行談を集めた本で、このおもちゃ絵は24人の主人公を名前と絵で紹介してある。江戸時代の著名な漢文学者・江村北海が『授業編』で「余は(幼児に)絵入りの『二十四孝』の本を最初につかわし」と述べたように、子どもの読書に広く普及していた。
- 具体物
- 右上から左へ、一 大舜(たいじゅん)、二 漢文亭、三 子(ぜんし)、四 孟宗、五 丁蘭(ていらん)、六 閔子騫(びんしけん)、七 曽参(そうしん)、八 王祥(おうしょう)、九 老萃子(ろうらいし)、十 姜詩妻(きょうし)、十一 唐夫人、十二 楊香、十三 董永(とうえい)、十四 黄香(おうきょう)、十五 王 (おうほう)、十六 陸績(りくせき)、十七 江革、十八 子路、十九 黔婁(ゆきんろう)、二十 蔡順(さいじゅん)、二十一 朱寿昌(しゅじゅしょう)、二十二 郭巨(くわっきょ)、二十三 呉猛(ごもう)二十四 山谷(さんこく)となっている。最初の大舜では孝行者の大舜の耕作を助けるため象や鳥が手伝う様子が描かれている。孟宗の冬の竹の子掘り、王祥の裸で氷を解かしての鯉とりなど親孝行ぶりを小さな画面にたくみに描写してある。
- Comments
- 位置づけ
- 子どもに読ませる孝行物語として、江戸時代に広く普及したが、明治になっても好まれていたことががうかがえる。貞秀だけに、よく描写してあり、二十四孝おもちゃ絵の代表作である。
- 讃・画中文字
- 自由記入欄
- ・画面はこま割りになっているが、ストーリーを追っているわけでなく、むしろ二十四孝の主人公をこまごとに紹介する人物づくし絵である。
・貞秀は幕末の代表的な絵師で美人画、武者絵、風景画の優れた作品を残している。
- 史料分類
- 絵画