国貞   (五渡亭 國貞)
子供川遊びの図
(1818-1844)
資料名1
子供川遊びの図
史料名1よみ
こどもかわあそびのず 
史料名Roma1
kodomokawaasobinozu
絵師・著者名
国貞   (五渡亭 國貞)
Creator
落款等備考
板元・製作者
制作年和暦
制作年西暦
1818-1844
書誌解題
資料名1
子供川遊びの図
資料名2
史料名1よみ
こどもかわあそびのず 
史料名2よみ
史料名Roma1
kodomokawaasobinozu
史料名Roma2
Title
Alternative title
シリーズ名・代表明細
絵師・著者名
国貞   (五渡亭 國貞)
絵師・著作者名よみ
くにさだ  (ごとてい くにさだ/うたがわ くにさだ)
Creator
管理No.
00003036
管理No.枝番号
000
落款等備考
板元・製作者
彫摺師
制作年和暦
制作年西暦
1818-1844
制作年月
書誌解題
判型・形態
大判3枚続
印章の有無
印章内容
複製フラグ
種別1
種別2
種別3
内容1
内容2
内容3
テーマ
夏の川遊びの図であり、同じ川遊びでは英山の「すな鳥子供遊」が母子絵であるのに対し、こちらは子どもだけで遊ぶ子ども絵である。江戸の子どもが嬉々として小川で遊ぶ様子をよくとらえている。江戸市中には小川や運河が多く、夏は海岸だけでなく身近な川での遊びも子どもたちの楽しみであった。
具体物
右端では水門に登った子守娘が、岸辺の砂地に棒を差し込んで蟹を巣穴から追い出す男の子たちに、声かけている。蟹は赤手蟹のようだ。背後の柳には、猫か子犬を抱いた子が登り、枝から蟹をひもでぶら下げるいたずらっ子もいる。狙っているのは、たらい舟に幼児を乗せて押す兄弟のようだ。幼児は歌川と染め抜いた手拭いで頬かぶりをし、手には三升紋のついたおもちゃの手桶を持っている。その左にはざるでうなぎをすくった子がおり、背後の土手では五人が子をとろ子とろの遊びをしている。赤いお面や白い菓子袋をかぶった子もいる。左の子の衣服の「かまわぬ」、手桶の三升紋とも歌舞伎市川家のシンボル。
Comments
位置づけ
江戸後期の人気絵師・歌川国貞の子ども絵であり、日常の川遊びの様子を見事に描写してある。国貞の子ども絵の中でも、見立絵でなく日常の子ども遊びであり、母親は登場せず子どものみであるところに特色がある。随所に歌舞伎の文様があるのも特色。
讃・画中文字
自由記入欄
史料分類
絵画