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木曽街道六十九次之内 垂井 猿之助 キソカイドウロクジュウキュウツギノウチ タルイ エンノスケ

木曽街道六十九次之内 垂井 猿之助 

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作者名 国芳   (一勇斎 國芳/歌川 国芳)
作者名ヨミ クニヨシ  (イチユウサイ クニヨシ/ウタガワ クニヨシ)
代表明細・シリーズ名称 木曽街道六十九次之内
落款等備考 一勇斎國芳画
制作者備考
印章等 名主2 年月 版元 彫
印章注記 名主:渡邊 米良
時代区分 嘉永5年
西暦 1852
形態 大判
種別1 木版浮世絵
種別2 錦絵
種別3
内容1 子ども絵 人物画 風俗画 風景画 (こま絵) 物語絵 歴史絵
内容2 子ども 説話
内容3 井戸 手習草子 秀吉伝説 寺子屋帰り 竹馬 子守

追加情報

「木曽街道六十九次之内」と題する揃物で、木曽街道各駅の風景をこま絵で扱い、本絵は各駅にちなんだ偉人・英雄の子ども時代を描いてある。本図は「垂井 猿之助」とあり、垂井駅を舞台に猿(猿面冠者)とも呼ばれた秀吉の幼年時代(日吉丸)のエピソードである。
こま絵は、秀吉の馬印にちなんで千生り瓢箪を型どり、赤坂と関ヶ原の間に位置する垂井の景観を描いてある。本絵の樽のような井戸を垂井にかけてある。幼児を井戸にくくりつける少年が日吉丸で、奉公先で子守を命じられるがこのままではいけないと思い一念発起し、子を置いて旅立つ場面である。この様子を寺子屋帰りの少年と竹馬をかついだ少年が、驚いて眺めている。日吉丸は、この後矢作橋で峰須賀小六と出会い、武士への道を歩む。井戸には水汲みの竹竿・日吉丸の足元には水桶が置いてある。
木曽街道六十九次の揃物は、英泉、広重によるものが知られるが、これは国芳晩年の作。偉人・英雄の子ども時代を織り込んだところに特色があり、鑑賞者も子どもを意識している。他に「望月 怪童丸」が知られるが、全体は不明。

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公文と子ども浮世絵

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